おとぎ話風愚痴

ある島の話。



ある島では、ボランティアのような仕事をみんなでやっていました。

人助けの仕事です。

みんな、本音ではやりたくないけれど、みんなで分担すれば負担が少ないので、仕方なくやっていました。





ところが、ある日、この島に、本国の政府がやってきました。



政府は、少しずつ島民の仕事を管理していきました。



自由にやっていたことができなくなってしまいました。

島民のトップが、あっさり本国に管理を許してしまったからです。





ある島民は、それまでのように人助けの仕事をしようとしました。

あるところに捕まった人を助ける仕事です。



しかし、政府の人に言われてしまいました。





島民さん、この申込書はもう使えない





「ええ?だって、これって最近変わったからって、ネットでダウンロードした契約書ですよ?」





とにかく使えないことになったのよ。

 人助けの仕事を続けたいなら、もう一度捕まった人のところに行って、あたらしい申込書に署名をしてもらいに行ってね。






「ええ?

 だって、書いてある内容同じじゃないですか。

 これじゃダメなの?一生懸命書いたのに」





とにかくダメなのよ。あたらしい申込書に署名もらってね。

 たしか、政府から、ピンクの冊子が島民さんの所にも届いているはずよ?

 その冊子にあたらしいものは全部載っているからコピーして使うのよ






「そんなのねぇ」





とにかくあたらしい申込書を使ってね。





「申込書だけじゃなくて、事件が終わったときの報告書も変わったってことですよね。

 だったら、その冊子送って下さいよ」





そんなのねぇ





「ええ?

 だって、そちらが出せっていう書類でしょ?

 なんで送ってくれないんですか?」





本来は、うちの業務じゃないのよ。 

 委託を受けているだけなのよ






「いみわかんなーい」





とにかく、あたらしい申込書に署名をもらってくるのよ。

 あと島民さんは、政府との契約もしていないみたいだから、

 契約書にもサインして送ってね






「ええ?

 政府と契約しないと、いままでやっていた仕事ができないの?」





そうよ。





「じゃあ、捕まっている人に頼まれて、助けてあげたいと思ってボランティアみたいな仕事をしようと思っても、政府と契約しないとだめなの?」





そうよ。

 
ちゃんと書類送ってね





ボランティアのような仕事を続けるためにも、たくさんの書類を出さなければいけなくなり、島民の負担は増えました



この島民さんは、最近スケジュールが厳しく、わずかな時間も惜しかったので、寒いなか、バイクで捕まっている人のところに行き、署名をもらいました。



あまりにもストレスがかかったので、今は小魚を食べながら仕事をしています。





きっとこんな島民さんはたくさんいるでしょうね。

みんながこの仕事をやめたらどうなるんでしょうね。



我々の業界で起こっている問題。







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2007/12/04(Tue) | 雑談 | トラックバック(0) | コメント(1) | page top↑
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by: * 2007/12/05 00:07 * [ 編集] | page top↑
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