想定内。司法試験の問題を漏らしたニュース
弁護士石井琢磨です。

司法試験の問題を学生に漏らしたニュースが話題になっていますね。
http://www.sankei.com/affairs/news/150909/afr1509090031-n1.html

大したニュースになっていないだろうと思っていたら、テレビ好きの方から「今日は1日中、そのニュースだった」と聞かされ、ビックリしました。

テスト



私も、司法試験の問題を教えてもらったことありますよ。

私が受けた論文試験の民法では、大学1年のときに期末試験で出たテーマが出ました。
たまたま、その先生が、私の受験時に司法試験委員になっていたのでした。
3年前に問題を教えてくれるなんてステキな先生でした。


あと、今回の件で、私の時代まで捜査の手が伸びるのではないかと怯えています。

実は、私、民事訴訟法の論文試験前日、1コ下の後輩から
「石井さん、明日の民事訴訟法、何が出ますかね」
と聞かれ、ドンピシャで当ててしまったのです。

あの後輩から「石井は試験問題を知っていたに違いない」と告発されたら厄介なことになりそうです。


その後輩は、私のおかげで、さぞかし良い点数を取ったのだろうと思って聞いてみると、
「当たったって言っても、あの程度じゃどうしょうもないですよ」
と石井の言うことなんぞ全くあてにしてなかったようで、その年は残念な結果になっていました。



私の時代とは試験の仕組みが違っていますが、受験生は必死なのは同じです。
みんな、少しでもラクして受かろうと、司法試験委員になった先生方が興味を持っているテーマを探り、情報が出回るのです。
その人の出している本を買ったりだとか。
なかには、他の大学の司法試験委員の講義に潜り込んでいた人もいます。普通に勉強した方が早そうなものですが。

偉そうな事は私も言えず、3年生になるときに、司法試験委員をしている先生のゼミに入ろうとしました。
きっとゼミに入れば、問題を教えてもらえるに違いない、と淡い期待をしていたのですが、私の下心はあっさりと見破られたようで、友人たちがそのゼミに入るなか、私だけが落とされてしまいました。

このように受験生は必死ですので、司法試験委員の先生がそんな受験生の心理につけこもうとすれば簡単ですね。

偉い先生がそんなことするはずない!
なんて前提に立つと、
警察が性犯罪を犯した
弁護士が横領した
とかのニュースで騒ぐんですよ。

どんな分野でも、一定の割合で問題を起こす人が出てくる、確率論的な考え方をしておくことが大切ですね。

ご相談は相模川法律事務所ホームページへ

弁護士石井琢磨twitter


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2015/09/10(Thu) | news | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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