『影響力の武器コミック版』の狙いについて
護士石井琢磨です。

『影響力の武器』という本にコミック版が出ました。

影響力の武器[第二版]―なぜ、人は動かされるのか
影響力の武器[第二版]―なぜ、人は動かされるのか



影響力の武器 コミック版
影響力の武器 コミック版




『影響力の武器』は、騙されないための6つの法則が書かれている本ですが、説得、交渉にもバッチリ使える本です。


ただ、450ページという厚さ。2800円という値段。

ゆえに挫折してしまう人も多いようです。

そんな『影響力の武器』にコミック版が出ると聞き、直ちにAmazonで購入してしまいました。リアル書店を推している私ですが、発売前に買うのは、やはりAmazonが多い。(リアル書店で買おうと思っていると、ほぼ忘れる)



そして、先日、このコミック版が届きました。

表紙には、大きく、
「もう、騙されはしないー」
とあります。

影響力の武器コミック帯




うん、「騙された」というのが第一印象。

なにしろ、この薄さです。


影響力の武器コミック比較



50ページで1000円というお値段。

普通のマンガと比べると高いです。

Amazonで買うときに、ページ数をチェックしなかったので、もっと厚いマンガが届くのかと考えてしまったのでした。

中身を見ていくと、

「近未来戦闘系コミック」

とのこと。


!?



どうやら、6つの影響力の武器をチャルディーニ隊長らが倒していくという話。

コマ割もアメリカンな感じです。
文字量が多い。

影響力の武器コミック




特にストーリーが面白いわけでもありません。



これは・・・


『影響力の武器』のダイジェスト版(法則の説明+重要な実験)のテキスト部分に挿絵を付けたもの
と考えた方が良いかもしれません。

そういう意味で、マンガとして楽しもうと考えていると、騙された感があります。
ただ、本に挫折した人がダイジェストとして読むには、まあ意味があるかもしれませんね。

絵を使ってインプットすると記憶に残りやすいですしね。

(そういえば、『プロ弁護士の「心理戦」で人を動かす35の方法』を絵と一緒にインプットするためのキャンペーンはもうすぐ締切りです)


とはいえ、正直な気持ちとして、リアル書店で手に取ったら、買わないかな。


なぜ、同じ出版社が、こんな本を出したのでしょうか。

『影響力の武器』の中では、コントラストの原理が紹介されています。


二番目に提示されるものが最初に提示されるものとかなり異なっている場合、それが実際以上に最初のものと異なっていると考えてしまう傾向があるのです。したがって、最初に軽いものを持ち上げて次に重いものを持ち上げると、最初に軽いものを持ち上げずに二番目のものを持ち上げた場合よりも重く感じます(22ページ)



不動産会社が、最初に魅力のないボロ屋を見せて、その後に通常物件を見せると、お客さんは、比較によって、その物件をとても良い物件に感じるそう。


本屋で、『影響力の武器』の本とコミック版が並んでいるところを想像してみましょう。

50ページ 1000円

影響力の武器 コミック版
影響力の武器 コミック版



450ページ 2800円

影響力の武器[第二版]―なぜ、人は動かされるのか
影響力の武器[第二版]―なぜ、人は動かされるのか




あ、なんか、とてもお買い得な本に感じてきました。


まさか、このコミック版・・・



本を売るための捨て駒!?





影響力の武器[第二版]―なぜ、人は動かされるのか
影響力の武器[第二版]―なぜ、人は動かされるのかロバート・B・チャルディーニ 社会行動研究会

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2013/09/23(Mon) | | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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