10年以上も動かなかった大家さんを動かした心理戦
弁護士石井琢磨です。


郊外にある整体院のお話。


その整体院は、店舗と駐車場を同じ大家さんから借りていました。

店舗の前には、数台の駐車スペースがあり、そのうち1台分が整体院用です。
他の場所は、他のテナント用。

しかし、何の表示もされておらず、どこがどのテナント用の駐車場なのかハッキリしませんでした。

整体院の駐車場・心理戦前




そのため、他のテナントの人が整体院の駐車場に停めてしまったり、逆に整体院のお客さんが他のテナントの駐車場に停めてしまったりします。
そのたびに、テナント同士で文句を言い合ったりする事態となりました。


整体院の院長は、大家さんに対して言いました。

「お客さんが間違えちゃうので、立て札を置くとか、わかりやすくしてもらえないでしょうか」

しかし、大家さんは、面倒なのか放置

約10年間、この問題は解決されませんでした。

その間、テナント同士のやりとりは続く。

ときには、お客さんの整体中にも、中断して、車を移動させなければならなかったりします。



ところが、この8月-。

10年以上も解決されなかった、この問題が解決しました。



整体院の借りている駐車スペースには、わかりやすい記載がされました。


整体院の駐車場・心理戦後




なぜ、10年間も放置していた大家さんが、動いたのか-。


院長は語ります。

「テナント同士で、いちいちやりとりするのを止めたんだ。
 自分が言って解決するんじゃなくて、直接、大家さんの所に文句を言わせるようにした

 大家さんにさ、『やっぱりわかりにくいから、そう言われちゃうんですよねぇ』と言ったら
 すぐに書いてくれたよ。



そんな院長の手には、1冊の本がありました。

プロ弁護士の「心理戦」で人を動かす35の方法




彼は、発売直後にこの本を購入し、読み込んでいたとのこと。

院長のとった行動は、「共通の敵」理論によるもの(68ページ)。



院長 - 大家さん


という10年間の構図を覆し、


文句を言うテナントを「共通の敵」と設定


文句言う人 - (大家さん+院長)


という構図へと変更したのです。


そのため、敵からの直接の文句を受けた大家さんは、味方である院長のアドバイスをすぐに聞き、動いたのです。


構図を変えることで、大家が動く。


これでくだらない揉め事からも解放されることでしょう。


おめでとうございます!



プロ弁護士の「心理戦」で人を動かす35の方法
プロ弁護士の「心理戦」で人を動かす35の方法




本のフェイスブックページなるものを立ち上げましたので、「いいね!」を押してもらえるとうれしいです。
http://www.facebook.com/takumaishii.sinrisen


リアル書店キャンペーン実施しています。



ご相談は相模川法律事務所ホームページへ

弁護士石井琢磨twitter


関連記事
2013/08/31(Sat) | 『プロ弁護士の「心理戦」で人を動かす35の方法』 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
コメント
コメントの投稿













管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
トラックバックURL
→http://sagamigawa.blog73.fc2.com/tb.php/701-037a0cf3
前のページ ホームに戻る  次のページ