質問を使って相手の思考を誘導する方法 → 『次の2つから生きたい人生を選びなさい』
弁護士石井琢磨です。

「質問」で、相手の思考を誘導できます。

本にも書きましたが、買うとも言っていないのに、「Aにする?Bにする?」と選択を迫られると、人の脳は一瞬、考えてしまうのです。

誘導効果が高いため、法廷では、誤導尋問として異議が出されます。

この誤導の質問だらけの本を読みました。

『次の2つから生きたい人生を選びなさい』
Q・次の2つから生きたい人生を選びなさい ― ハーバードの人生を変える授業II


なんで選ばなきゃいけないんだ、とタイトルに対して異議を出したくなります。

本文は、101個のシーンで、2つの選択肢から生きたい人生を選んでね、というもの。


次の2つの選択肢から、どちらかを選びなさい

a 怒りに身をまかせる
b いったん落ち着いて考える



次の2つの選択肢から、どちらかを選びなさい

a あわてて行動する
b ゆとりをもつ


次の2つの選択肢から、どちらかを選びなさい

a 現状に甘んじる
b 変化を起こす




すべてbに誘導したいわけですね。

bのことを言いたいのですが、
「ゆとりをもてよ」
と言っても、「なんでそんなこと言われなきゃいけないのさ」と反発されてしまいます。

これに対して、形式的に、2つの質問を並べて選ばせると、

「うん、自分が選んだ」

と感じるので、素直に「ゆとりをもとう」と思える。

納得感を抱かせる。

明らかに劣る選択肢と比べて選んだとしても納得感が出るのです。

そういう作戦ですね、これは。

aには、明らかにマイナス評価の言葉、「あわてる」「甘んじる」などが入っているわけです。

勝手に二択を設定。一つは誘導したい内容、もう一つはマイナス評価を含んだ選択肢。

相手が、異議を出すツッコミ体質でない場面では、説得の際に使えるテクニックですね。

Q・次の2つから生きたい人生を選びなさい ― ハーバードの人生を変える授業II
Q・次の2つから生きたい人生を選びなさい ― ハーバードの人生を変える授業IIタル・ベン・シャハー 成瀬 まゆみ

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せっかくなので、実践してみましょう。

次の2つの選択肢から、どちらかを選びなさい

a 心理戦の戦いを知らないため、人間関係は悪化し、自らの心は砕け、地獄に落とされる
b 心理戦の本を読み、平和に生きる


怖いですね。

プロ弁護士の「心理戦」で人を動かす35の方法
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2013/08/15(Thu) | | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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