契約から約4年5ヵ月経過後でもクーリングオフを認めた裁判例
弁護士石井琢磨です。

先日、消費者相手のビジネスをしている事業者は、しっかりした書面を作っておかないと、いつまでもクーリングオフされるリスクがある(訪問販売、電話勧誘など)という話をしました。

参考記事:クーリングオフされるリスク

8日間などのクーリングオフ期間を過ぎても、書面に不備があるのでクーリングオフが認められる例はたくさんあります。

下手をすると、何年も経ってからクーリングオフされるということもあります。

東京簡裁平成24年2月1日判決(消費者法ニュース92号)では、
連鎖販売契約の事案で、書面不備を理由に、契約から約4年5ヵ月経過後でもクーリングオフを認めました。

いわゆるマルチ商法などの連鎖販売では、クーリングオフ期間は20日間。

これを大きく上回る期間が経過しても、クーリングオフが認められています。

ここまでの期間は珍しいなという印象です。


事業者は、書面不備を侮らないようにしてください。
消費者の方は、よく言われるクーリングオフ期間が経過していても解除可能なケースがありますので検討してみてください。

では。


ご相談は相模川法律事務所ホームページへ

弁護士石井琢磨twitter

ランキング参加中です→人気blogランキングへ



関連記事
2012/08/21(Tue) | 消費者問題 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
コメント
コメントの投稿













管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
トラックバックURL
→http://sagamigawa.blog73.fc2.com/tb.php/628-68fd74ed
前のページ ホームに戻る  次のページ