『反・学歴の成功法則』とコンプレックスについて
弁護士石井琢磨です。

『反・学歴の成功法則』という刺激的なタイトルの本を読みました。

反・学歴の成功法則
反・学歴の成功法則



私は、学歴か反・学歴か、と問われれば、
地域の進学高校に行き(グラウンドが広かったから)、
年代が上の人には優秀だと誤解される中央大学法学部に行っている(キャンパスが広かったから)。
学歴派ということになるのでしょう。

そのため『反・学歴』と主張する、この本では、さぞかし攻撃されることになるだろうと構えながら読んだのですが、そんな攻撃的な本ではありませんでした。

本書の著者は、大学に行けず高卒というコンプレックスを抱え、銀行業界において大卒者と違う扱いを受けながらも成功した関下さん。

関下さんは、外資系銀行に転職する際、「短大卒」以上が募集要件なのに、正直に「高卒」と言って採用されてしまう。

就職活動で悩んでいる人は、次の本と併せて読めば、学歴を乗り越えられるはず。

20代で人生の年収は9割決まる
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『反・学歴の成功法則』によれば、関下さんが学歴を乗り越えられたのは、

心づかい

にポイントがあります。

関下さんは、転職活動の際にも、相手方の視点に立った活動をしています。
就職してからも、上司側の視点に立ち、心づかいを意識している。

「のりを持ってくるように言われたら、紙1枚をそえて渡しなさい」

のりを塗るということは、はみ出さないように下敷きにする紙が必要、ということです。
ほかにも、上司に、電話連絡の際に至急の折り返しメモを渡す際にも、心づかいを忘れていない。

私も事務所のスタッフの行動に感動させられることがよくありますが、その多くは、このような上司の行動を先読みした心づかい。

このような心づかいを習慣にすれば、学歴は乗り越えられるでしょう。


また、本書を読んで感じたのは、コンプレックスはエネルギーになるということ。
関下さんは、大学に行けなかったことにコンプレックスを感じ、形式的な学歴社会に反発しています。学歴と能力が必ずしも一致しないことを証明するために、多くの行動を起こしています。
高卒なのに、外資系銀行に採用されたのも、このエネルギーがあってのことだと感じました。

いま、何らかのコンプレックスを抱えて悩んでいる人は自信を持ちましょう。
それ、財産です。


さらに一つ。
本書を読んで、コンプレックスで悩みすぎていると見えないものがあるということを思い出しました。

私は、小学生の頃、肌が色白であることがコンプレックスでした。
私の弟は色黒でした。
バレンタインデーになると、色黒の弟は大量にチョコを持ち帰り、何も持ち帰らない私は、仕方なく反バレンタイン組織を結成しました。
そのとき、私は、この2例だけから「モテない原因は色白である」と論理的に考え、色黒になるべく日焼けを試みましたが、体質は変わりませんでした。
大人になって肌の色などどうでもよくなり、真実に気づきました。

「モテない原因は色白ではなく、別のところにあった」と。

このようにコンプレックスに悩みすぎていると、真実に気づくのが遅れます


コンプレックスに悩んでいる人、就職活動に悩んでいる人は、本書を読んで視野を広げてみてくださいね。

反・学歴の成功法則
反・学歴の成功法則




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2012/05/31(Thu) | | トラックバック(1) | コメント(0) | page top↑
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