訪問買取の手口
弁護士の石井です。


最近、訪問販売ではなく

訪問買取

が問題とされているようです。


国民生活センターでも昨年末に注意喚起されています。

http://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20101221_2.html


訪問買取は

業者が家を訪問してきて

貴金属などを安く買い取っていくという方法。


相談事例を見ると

「認知症の高齢者の自宅で業者が貴金属を探していた」

「見せた貴金属をあっという間に買い取られ、業者の名前も連絡先もわからない」


など、刑事告訴されてもおかしくないような買取(?)方法が紹介されています。



訪問販売については、特定商取引法により規制されていますが、
訪問買取は、直接の規制がありません。

ただ、通常、業者と消費者との契約ですので、消費者契約法は適用されます。
契約前に、虚偽の事実を言われて契約した場合には、契約を取り消すことができます。


この被害の話を聞いたとき、不思議に感じたのは、販売じゃなくて買取というのは、
本来、業者側にもリスクがあるはずなのに、なぜ増えているのかという点。

業者が受け取るのが現金ならリスクは少ないですが、着物や金貨となると
その価値を判断しなければならず、その分リスクがあるように感じます。

半値程度でも、まともな買い取りをしようとすれば、しっかり査定できないといけません。


もし、この点のリスクがないのだとしたら、業者側にとっては、特定商取引法の規制を受けずに利益を得られる商法として、広がっていくでしょうね。



業者側が、そこにある貴金属はまともだという情報を持っていれば、リスクはかなり減る、ということが予想できます。

貴金属の売却、情報提供、買い取り・・・なんか全部つながってる気がするのは気のせいでしょうか。




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2011/06/13(Mon) | 消費者問題 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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