金貨の売買が無効とされた裁判例
弁護士の石井です。

金貨の売買を装った貸付が無効とされた裁判例の紹介です。

お金を借りたい人がいました。

スポーツ新聞の「当日即現金化」などという広告をみて連絡。

この業者は、5万円の金貨1枚を、代金後払いで6万5600円で売ってくれます。

この業者は、金貨を売った後、金貨を買い取ってくれる業者を紹介します。
買い取り業者は、すぐ近くまで車で来る。
その業者に金貨を売ると、4万2400円程度をもらえます。

形式上は、金貨の売買契約になっているので、業者から
「金貨の代金を払え」という裁判が起こされました。

しかし、実態は、金貨を売った業者と買い取り業者はつながっていて、
4万2400円を貸して、6万5600円を払わせるというもの。

この差額を利率計算すると、約2000パーセントの年利になるそう。

ヤミ金でも最近みないくらい高利です。

ということで、暴利契約ということで無効、業者側の請求を棄却した裁判例です。

札幌簡裁平成23年1月14日判決(消費者法ニュース87号)


判決文では触れられていませんが、実態はヤミ金ですよね。
金貨が色々な物に替わっても成り立つ仕組みです。


関連記事
2011/06/07(Tue) | 消費者問題 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
コメント
コメントの投稿













管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
トラックバックURL
→http://sagamigawa.blog73.fc2.com/tb.php/501-e7b08d3f
前のページ ホームに戻る  次のページ