忘れっぽいという弱点の克服
弁護士の石井です。

記録をとっておいて助かったという話です。


最近、2ヶ月前に終わった弁護士会支部のイベントについて、報告書を出すようにと言われました。

2ヶ月前?
はて?

何がありましたっけ?


私は、司法試験にこそ受かっていますが、記憶力には全く自信がありません。
どんどん忘れていってしまう私が、当時たてた作戦は3つ。

1 忘れるより速いスピードで記憶しなおす
2 思い出すきっかけを埋め込んでおく
3 記録する


1 忘れるより速いスピードで記憶しなおす

1つのことをジックリと深く考えることも必要ですが、忘れてしまったら意味がありません。
そう考えた私は、試験勉強の大部分を、とにかく速く回すことにしました。
試験前日には、1日で3科目の本をざっと復習したりして、全体を速く終わらせることを重視しました。

これは今の読書方法にもつながっています。
1冊の本をジックリ何日かかけて読んでいると、最初の頃に何が書いてあったのか忘れてしまいます。
だったら、忘れることを前提に、3倍のスピードで読み、よい本だったら3回読めばよいと考えてます。


2 思い出すきっかけを埋め込んでおく

私が受けた司法試験の論文試験では、試験用の六法をみることができました。
私は、準備段階からこの六法を入手し、法律に関する知識を、この六法の条文を見ることで思い出すように植え付けました。

たとえば、民法94条2項には
「 前項の規定による意思表示の無効は、善意の第三者に対抗することができない。」
と書いてあります。
ここまでは、論文試験の会場でみることができます。

この条文が書いてあるページの「善意」という文字部分をみたときに、ここでの問題点はどういうものがあるのかを思い出せるようにしておきました。また「第三者」という文字でも同じです。

ページのこの部分を見たらコレを思い出す、というように関連づけしていったんですね。

このように何かの媒体を通して関連づけて覚えておくと、思い出すきっかけになります。



3 記録する

私は昔からいろいろな物事を記録していました。
陸上部での練習内容、タイム、観た映画、読んだ本・・・
これは思い出して有効活用するため。
このブログやツイッターも、記録するという狙いで書いている意味もあります。
記録しておけば忘れっぽくても大丈夫。


さて、冒頭の弁護士会支部のイベント。
全く覚えていない~と思っていましたが、自分のブログにけっこう詳しく書いていたので、
その記事をきっかけに記憶を戻すことができました。


記憶はあいまいで変化するものですが、記録は少なくとも変化はしない。



何かの契約をするときの状況、勧誘されたときの言葉、夫婦げんかの内容、親を介護した内容・・・
私たちが仕事で出会ういろいろな場面でも、記録があったら良かったのに、と思うことが多いです。

みなさんも、後のトラブルを避けるために重要なポイントでは記憶に頼らず記録するようにした方がいいですよ。



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2011/02/03(Thu) | 雑談 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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