同級生の過ち
弁護士の石井です。

年賀状のやりとりをしている大学の同級生に喪中ハガキを出しました。
急いで出したので、文面はパソコンソフトに入っていた定型の「茲に本年中のご芳情を厚く御礼申し上げます」というものでした。

すると、1か月以上経ってから、「茲さんって誰よ?」と質問されたのです。

我が家では、同級生が何を言っているのか理解するまで半日くらいかかりました。
「茲に」を人名と間違えたということですね。

真実が判明したとき、家族は大ウケでしたが、私は、このような定型文も意外な解釈をされてしまうことがあるのだということに驚きました。

かつて、悪質商法の電話勧誘などで、勧誘を受けた消費者が「いらない」という意味で「結構です」と言うと、悪質業者側が「結構ですって承諾してくれたじゃないですか」と契約があったかの如くふるまうことがありました。


複数の解釈をされる言葉は危険なのです。


法律家がトラブルを避けるために作る文書では、複数の解釈の余地がある言葉は避けなければなりません(意図的につくることはありますが)。

今回の喪中ハガキは、法律家としてあるまじき文章でした。

同級生が1か月以上も「茲」って誰なのか、疑問に思い続けていたとは、申し訳ないことをしてしまった。

皆さんも気をつけてください。



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2011/01/21(Fri) | 雑談 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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