30代の会話
弁護士石井です。

先日、同級生の結婚式に出席してきました。

33歳。
同級生の間でされる会話は、配偶者の話、育児の話、お金の話。


どれも5年前に飲んだときには出なかった話題です。


年齢を重ねるにつれて、同年代での話題が変わることは予想していましたが、現実にその年齢になってみると、切実度が違います。

子供が産まれて夫婦の仲が悪くなったという話は、一般論としてはよく聞きますし、仕事柄、聞くことも多かったのですが、酒の場で
「二次会の会費が○円なのに、うちの奥さん○円しかくれない。おかしくない?」
なんて友人の口から聞くと、切実さが痛いくらい伝わってきます。

話題を共有できるのは、同年代だから、というだけでなく、育ってきた文化も影響しているはず。

結婚式の二次会では、ブーケトスならぬキャベツトス(投げられたキャベツを男性が受け取ると幸せになれるらしい)がおこなわれました。
キャベツを取ろうと集まった独身男性陣が「リバウンドォー!」と叫んでいました。
それを聞いた、隣の同級生が「スラムダンク世代だからな」とつぶやく。

高校時代にバスケ漫画であるスラムダンクが流行っていたという共通の文化。

私たちのグループは、この影響も受けているのです。


このようなことは他の世代でも同じようにあります。

共通の話題が「病気」になったり、「相続」になったり、「就職」だったり。
また、その世代の文化が、巨人の星だったり、ワンピースだったり、AKB48だったり。

他の世代のことを理解するには、切実な感情まで理解するには、想像力を働かせないといけない。
その際に、文化を理解していることは、必ず役立つでしょう。


私は、今まで他の世代の文化に触れようとする意識が少なかったことを反省しています。

仕事で成年後見、相続、遺言、離婚、若者の悪質商法。いろんな世代の方から相談を受けます。他の世代の文化を学んでいたら、相談者の切実な感情にもう一歩近づけていたかもしれません。


そうしていたら、イベントの広報や裁判員裁判でも役立てられたはず。


他世代のことを理解するために想像力を働かせることは、騙されないための予防訓練にもなります。
想像力が足りなかったから騙された、というような事件もよくあります。
他世代・他文化の考え方を知らないために騙されてしまう。

さらにいえば、これからは世代間のみならず、グローバルにも考えていかないといけない。

外国人が日本人を騙しにくるということ。
日本人は騙されやすい、なんて外国人の本に書かれていたりしますしね。

色々なものに触れて、多くの文化を見る目を養わないと、想像力が足りずに簡単に騙されてしまうのかもしれない。

やらなきゃいけないこといっぱいありますね。
30代、時間足りないのにね。

というのも、この世代の感情。



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2010/11/29(Mon) | 雑談 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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