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首都圏弁護士会支部サミットin小田原における広報活動
弁護士の石井です。久しぶりすぎですね。

11月20日の首都圏弁護士会支部サミットin小田原が終わって、やっとこのブログに触れる時間ができました。



この弁護士会支部のイベントで、初めて広報活動なるものを体験したので、その備忘録。と、次回のサミット広報の方に参考になれば、という内容です。



今回のサミットのテーマは「支部の裁判員裁判」

かたい!



これを市民に広報せよ、というのが私に課せられたミッション。

こんなテーマにした時点で、市民は無視、広報の対象は司法業界人のみかと思ったら、ちゃんと市民にも広報するようにという指示でした。

と言っても、テーマがテーマなので、上の方々もやる気なく「20人くればいいんじゃない?」くらいの意気込み。



やるからには色々と検証してみようと思って、本業に支障がない範囲で、積極的に広報してみました。

市民がたくさん来てくれると、このイベントの影響力が大きくなりますからね。



当日は、一部のプログラムで立ち見が出るほどでしたので、一応、人は集まったと言えます。

ただし、広報の効果としては、最悪の結果は免れたけど、予想した最高の結果まではほど遠い、中の下くらいの効果だと感じました。





広報によって、人に来てもらうには

メリットを提示することが必要

このメリットの程度は、関係性によって変わる


というのが私の考えです。



人はメリットがないと動かない。では、どんなメリットがあれば動くのか、というと、それは相手とどういう関係かによって変わるのです。



例えば、全くの他人に動いてもらうには、大きなメリットを提示することが必要なのに対して、家族や友達だと「あの人が喜ぶなら」なんて理由で動いてくれることがあります。

深い関係だと、相手が喜ぶ、程度のメリットでも動いてくれるのです。



ということで、今回の広報活動のテーマは、メリットの提示と、関係性をつくることの2点



今回の広報で使えた手段は

・FMおだわらでの告知

・小田原市の自治会回覧板、掲示板→後援をもらったことで可能に。

・小田原市内一部の新聞への折り込みチラシ

・ブログ、ツイッターなどのウェブツール



ブログは、もともと「FMおだわら」で告知できるという話だったので、その受け皿として公式ブログを準備しました。

http://shibu3310.blog129.fc2.com/



ここで、このイベントにより、市民が得られるメリットって何だろう?と考えました。



支部の裁判員裁判ですからねぇ。裁判員候補者にはメリットを与えられるかもしれないですが、あまりに数が少ないですし、接触可能性も低い。

と考えていたところ、イベントの中で、弁護士による「裁判員裁判劇」をやることを発見。市民への広報はほぼ、この劇に絞っておこないました。

プログラムの中で、唯一、多くの市民に受けいれてもらえそうなものがこれでした。

メリットは、この劇の面白さ、劇で学べる知識、劇の題材となった事件における有罪か無罪かの結論。



人が一番動いてくれそうなメリットは、結論部分だろうと考えました。気になるストーリーのラストを知ることができるというのがメリット。

そうすると、ある程度、事前に事件内容を知らせて、結論部分だけを隠すような感じで宣伝していくのが有効ではないかと考えました。

そのための方法として、裁判員劇で裁かれる被告人の立場でブログを書くという手法を思いつきました。

http://101120.blog129.fc2.com/



さらに、サミットと市民との関係性をつくるツールとして、ツイッターを利用して、被告人をはじめ、何人かの登場人物にツイートさせていきました。

http://twitter.com/kanagawa1120



いろんな制約があったり、実力が及ばなかったりして、ツイッターの爆発力は発揮できなかったのですが、ある程度の効果が見込めたので、急遽、ツイッターの公式アカウントを作ったり、マスコットにツイートさせたりもしてみました。

http://twitter.com/summitoda

http://twitter.com/kinjiroooo

これはもっと早く始めるべきでした。これらを始めたことで、宣伝に協力してくれる地元の方が出てきました。



実は、ウェブを使った広報の中で、メリットと関係性の裏テーマとして考えていたのが「応援される」こと。



公式ブログを書いていた「イシイ」は当初、とてもダメな広報、徐々にまともなことを言う奴というスタンスでした。

被告人のブログでも、彼は、非常にダメな奴だけど、少しずつ成長していくというスタンスでした。

ダメな人が、だんだんできるようになっていく過程は応援したくなるだろうと考えての設定です。

この設定はサミット直前まで続いて、公式ブログで取り上げた裁判員役を演じる弁護士がダメな所から成長していく、嫌がりながら衣装を着るかもというエントリーなども、そういう趣旨で書いたものです。



「応援される」という裏テーマがあったため、市民の方がツイートしてくれたり、ブログで紹介してくれたり、店舗にチラシを置いてくれる、そういう応援が一番うれしかったです。



ブログやツイッターのほかに、ウェブツールとしては、はてなブックマーク、fecebook、mixi、YouTube、Yahoo!知恵袋、ユーストリームなどを告知媒体として使ったほか、カナコロでの告知、地元情報サイトでの告知、弁護士会サイトでの告知などをおこないました。いま考えれば、これらの媒体は告知で使うだけでなく、関係性をつくるという視点で使ってみたら良かったです。





ここからは課題。



ウェブ上では、結構コンテンツを作ったりしたのですが、なかなかアクセス数は伸びず、ラジオで告知したりチラシを折り込んだ際にも反応はイマイチでした。

それぞれの媒体を見て来場してくれた人はそれなりにいるのですが、各媒体をうまくつなげなかった点が悔やまれます。



たぶん、チラシやポスターを製作するタイミングで、この点に気づいていたら、もっと多くの人にメリットを伝えられたと思います。



この点を解決できれば、次のサミットでは小田原サミット以上の市民が動いてくれると思います。





また、今回のサミットで、事前のメディア掲載は

地域雑誌のほか

当日20日のタウンニュース

14日神奈川新聞

19日毎日新聞

20日朝日新聞

毎日新聞と朝日新聞は地方版ですが大きく取り上げられました。



また、事後的にはNHKでも報道されました。

記者会見は(真面目なことを話せる弁護士が)2回行いました。



これらの報道がされたのは、間違いなく支部の裁判員裁判に関する独自アンケートがあったから。

記者の方の注目は、「日本で初めて」「独自のアンケート調査結果」に100パーセント向いていました。

劇だけだったら、全く報道されなかったでしょう。



市民の反応ポイントとメディアの反応ポイントは全く違います



という点に気をつければ、次のサミットも大丈夫だと思います。



次回の広報担当の方、がんばってくださいね。







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2010/11/22(Mon) | 弁護士日記 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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