磯野家の相続
弁護士の石井です。



本屋で思わず手に取ってしまった本。





『磯野家の相続』

磯野家の相続
磯野家の相続





書かれている内容は、相続に関するの一般的な法律情報。



しかし、読んでみて得られたものは大きかったです。



「やられた」と感じました。



『ヘッテルとフエーテル』を読んだとき以来の敗北感です。

ヘッテルとフエーテル 本当に残酷なマネー版グリム童話
ヘッテルとフエーテル 本当に残酷なマネー版グリム童話







私は、法律相談の際に、情報を皆さんにしっかり届けることを重視しています。



そのために、図解したりチャートを渡したり、色々と工夫していたつもりでした。



しかし、『磯野家の相続』の著者である弁護士は、法律相談で相続の話をしてもどうも伝わっていないようなので、

サザエさんを例に説明したら意外に好評だったという理由で、本書を書いたとのこと。



わかりやすさを追求する際に、『サザエさん』を使うという発想はありませんでした。



本書を読んで感じたことは、みんなが知っているアニメを使って説明をすると伝わりやすい、だけではなく、

記憶に残りやすい

というメリットがあるということ。



記憶は、既に頭の中にあるものと関連づけると定着しやすいですからね。



「相続人の廃除は、被相続人を虐待したとき・・・」と覚えるより、「カツオが波平を虐待したら廃除される」と映像で覚えた方が記憶に残りますよね。

大事なことを伝えるには、相手の頭に映像を再生させた方が効果が上がります。



この点で、大変勉強になった一冊です。



私がこれからやらなければならないことは、伝える相手の『サザエさん』を探すこと。





ちなみに、最近読んだこちらの『ストーリーとしての競争戦略』も、戦略についてサッカーの映像を頭に流すという方法をとっていたため、記憶に残りやすかったです。

ストーリーとしての競争戦略 ―優れた戦略の条件 (Hitotsubashi Business Review Books)
ストーリーとしての競争戦略 ―優れた戦略の条件 (Hitotsubashi Business Review Books)






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2010/10/31(Sun) | | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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