究極の問題解決方法を見つけられる本

前回、保証人の話をしたところ、最近読んだ本に、偶然保証人の記載があったので紹介します。

福島正伸さんの「小さな会社の社長のための問題解決マニュアル」という本。



地味なタイトルですが、ある意味で、ものすごい本でした。これこそが問題解決か、と。

小さな会社の社長のための問題解決マニュアル
小さな会社の社長のための問題解決マニュアル








資金に関する問題、売上、人材育成、新規事業に関する問題についてQ&A形式で書かれた本です。





資金に関する問題のなかでされた保証人についての質問は



「保証人がいません。このようなときには、どのようにしたらよいでしょうか。」



というもの。

これに対しての解決方法とは



「第1に、本当にいないかもう1度探してみます。第2に、なぜ保証人がいないのかを考えます。これまでの仕事の仕方、人間関係に問題があったのかもしれません。



こまったときに誰も支援してくれないとすれば、たとえ今回の状況を乗り越えたとしても、今後また、事業を進めていくことが困難になる事態が必ず生じるでしょう。いつでもまわりから支援される存在になっておく必要があります。」



どのようにしたら良いか?という質問に対して、なぜいないのかを考える

なぜ誰も保証人になってくれないのだ?と自問自答せよ



これは、法律相談ではとてもできない回答です。熱い。





実は、この本では、ほとんどの回答が、このようなスタンスで書かれていて、驚きました。





資金についての質問で

「公庫、保証協会、銀行、サラ金にも断られ四面楚歌の状態です。もうできることは何もありません。これから、どのように対応したらよいのかわかりません。」

という問題に対して、解決方法は



「いかなる状況におかれたとしても、そこでできることは無限にあります。」



とか





「倒産寸前の状態です。支払うことができません。どのようにしたらよいでしょうか。もちろん、現在金融機関からは借入ができない状態です。」

という質問に対して、解決方法は



「ひとつは当面の資金調達、そしてもうひとつは未来への資金調達です。

信頼とは、日々の努力によって生まれるものです。」



と回答したり





「倒産の危機により、親族に多額の資金の借入をお願いしたいのですが、どのように親族に説明したらよいでしょうか?」という質問に対し、



「夢を描くこと。」



と回答されたりしています。



いやー、熱い!

とにかく、楽しい夢を見ろ!という切り口で問題を解決する。

法律相談ではできない回答だとは思いながら、資金繰りの相談などでは、落ち込んでくる方も多く、現実逃避をするのではなく、まず前を見なければならない、という気持ちにさせることが大事な場面もあります。

「夢を描きましょう」なんて回答してみたいという気持ちになってきます。

もちろん、法律相談としては、それで完結ではいけませんがね。





他ジャンルの質問も興味深いです。



「大半の売掛金を回収することができない会社がいくつかあります。どうやったら回収できるでしょうか。」

という、法律相談でもありがちな質問に対して



「強制的に回収しようとするほど、お客様との信頼関係は崩れていきます。そうではなく、お客様から自発的に支払っていただく関係をつくればいいのです。」



信頼ですよ。

裁判とか、差押えとか、強制的な回収はNGだそうですよ。自発的に支払ってもらえるだけの信頼。





新規事業に関する相談



「業績不振が続いています。これからはじめるのなら、どんな商売がよいでしょうか。」



→「どんな商売でも成功できます。成功するまであきらめずに努力をし続ければいいのです。」





人事についての相談



「会社に市から職員が天下りしました。ところが、まったく仕事をしません。どう対処したら、よいでしょうか?」



→「やる気のない社員に対しては、その社員に対してどのように対処するかを考える前に、相手から何を学ぶことができるかを考えてみましょう。」



未熟なのは私だった。





「アルコール中毒になった従業員の処遇について。」



→「アルコール中毒の人を優先的に採用し、アルコールよりも人から感謝される仕事の方が楽しいことをみせて教えましょう。もしアルコール中毒の人が、働くことを通して立ち直ることができる会社ができれば、きっと日本中から尊敬されることでしょう。」



福島さんのような方ばかりだったら、この世から犯罪がなくなりそうです。いい!





事業をどうするか?



「今までのように働くことができなくなってきました。商売をやめれば残るのは借金だけです。やめるにやめられない私は、どうしたらよいのでしょうか?」



→「今日1日をどう生きるかは自由にできる。1回のお礼のあいさつに、心を込める。」



おもしろすぎる。

あらゆる分野の問題に対して、一貫性のあるスタンスで回答。

なかなかできるものではありません。

これが最終的な解決になるものではないです(と思います)が、前向きな視点は、問題解決に必要なのではないか、そう洗脳される一冊です。



小さな会社の社長のための問題解決マニュアル
小さな会社の社長のための問題解決マニュアル










ランキング参加中です→人気blogランキングへ



ツイッターやっています。http://twitter.com/takuma141

関連記事
2010/07/24(Sat) | | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
コメント
コメントの投稿













管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
トラックバックURL
→http://sagamigawa.blog73.fc2.com/tb.php/406-3f3f4b80
前のページ ホームに戻る  次のページ