電話番号の裏づけをとる
ほんのむかし、架空請求が多発した時期がありました。



相模川沿いに住んでいたセントさんの家にも、裁判所からの手紙が来ました。



セントさんは同居していたお兄さんに相談。

「にいちゃん、裁判所からお金払えって手紙が来てるよ。払わなきゃいけないの?」



あー、お前、去年、裁判所で自己破産をしたよな。そのときの予納金とやらが未払いだってさ



「未払いなんてあったかな、ほら、最近、架空請求ってニュースで聞くよね、あれじゃないのかな」



じゃあ、確認のため、裁判所に電話してみよう



2人は、手紙に書いてあった電話番号に連絡してみました。



はい、裁判所です



「ああ、こちらは裁判所ですか?手紙が届いたんですけど、払わないとダメなんですか?」



はい。そちらは、あなたの情報を官報に載せるために必要な費用だったんですよ。しっかりとお支払いくださいね



「これ、架空請求じゃないですよね?」



ええ。大丈夫ですよ。うちは裁判所ですから



「ですよね~」



念のため、ご住所、お名前、電話番号をお知らせいただけますか?お支払いいただけるということで、請求書が届かないようにしておきますから



「はい。相模川の・・・」



セントさんはお金をだましとられました。予納金はすでに支払ってあったのです。さらに、その後、セントさんの家には、たくさんの詐欺業者が連絡してくるようになり、セントさん兄弟は引っ越さなきゃいけなくなったとか。







最近、国民生活センターに寄せられた相談。

http://www.kokusen.go.jp/soudan_now/data/sn-20100609.html



国民生活センターの名前をかたって、詐欺や悪質商法の被害情報を集めている業者がいるようです。



そこに寄せられた声を引用します。

「国民生活センターと名乗って、「消費者庁の担当大臣が未公開株の被害者を救済する法案を通した。自分たちはその手伝いをしている」等という電話があった。自分は実際に数社の未公開株を購入している。連絡先として国民生活センターの電話番号を伝えられたが、この業者は本当に国民生活センターと関係があるのか。」



「国民生活センターと名乗って、「逮捕された業者が持っていた契約者リストを財務省が手に入れた。財務省からの依頼で調査をしている」等という電話があった。念のため、電話番号を聞いてかけなおしたところ、国民生活センターに繋がった。自分は、以前、FX取引で被害にあったことがある。本当に国民生活センターからの連絡だったのか。」







いやいやいや。



詐欺業者が教えて来た電話番号に連絡してつながった、って、その番号自体が虚偽ですからね。国民生活センターにつながった、って信じてしまうのは危険です。

この声の方たちは、別ルートで最終的に国民生活センターに問い合わせができたから良いですが、信じちゃっている人がいるかもしれません。



何年も前に裁判所を装った架空請求が多発し、その際、架空請求の封筒に書いてあった電話番号に連絡して、裁判所につながったと勘違いされている方がいました。



その番号自体が虚偽ですからね。



電話がつながるか確認するなら、信頼できる別ルートで電話番号を探して来なきゃダメですよ。電話帳なり、ホームページなりで調べて確認してください。





ちなみに、裁判所からのホンモノの通知を架空請求だと無視し続けていると、判決が出て財産が差し押さえられたりする危険もあるので、注意。

最近は、貸金業者から訴訟を起こされるタイミングが早まっているそうで、訴訟が増えています。ニュースにもなっています。

http://www.47news.jp/CN/201006/CN2010062101000177.html

ホンモノの場合には、しっかり対応してください。







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2010/06/23(Wed) | 消費者問題 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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