温泉に出資する
あなたが良く行く温泉旅館がありました。

それはステキな温泉。

ある日、あなたは、その旅館から申出を受けました。



「うちの温泉に出資しませんか?」と。



50万円出資してくれたら、5年後に45万円を現金で返す。

5万円は温泉のチケットとして渡す。温泉に使って。

そのほかに、年間6万円分のチケットを渡す。温泉に使って。

これらのチケットは、もし使わなければ、5年後に額面の70%でキャッシュバックします。



あなたは瞬時に計算する。

5年間でチケット6万円分×5=30万円+最初の5万円、合計35万円分のチケット。

5年間で35万円分温泉旅館に泊まるとすると、50万円を払って、

45万円の現金+35万円チケットの80万円の効果が得られる。30万円オトク!

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もし全てキャッシュバックを受けたとしても、35万円分のチケットの70%が現金になる。35万円×70%=24万5000円。この場合でも50万円を払って、

45万円の現金+24万5000円のキャッシュバック、合計69万5000円の効果が得られる。19万5000円オトク!と。

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どう転んでもオトクだ。預金に預けておくよりよっぽど良い。









相手が潰れなければね



相手にお金を渡すということは、最悪の場合どうなるか、それを考えておく必要があります。損得を計算する場合でも、相手がお金を持ち去る可能性、旅館の経営がうまく行かなくなる可能性、いろんな可能性を考えて決める必要があります。

出資に限らず、お金を渡す場合には、損得だけでいっぱになった自分の頭を一回離れることが有効です。



さらにお金の動きを見る。相手がなぜ、そんな出資を求めてきたのかを考えましょう。

お金が必要だったからですよね。



相手が潰れた後には、冷静になって色々と考えられるものです。

これを最初の段階でやりましょう。





ちなみに、出資法では

「何人も、不特定且つ多数の者に対し、後日出資の払いもどしとして出資金の全額若しくはこれをこえる金額に相当する金銭を支払うべき旨を明示し、・・・出資金の受入をしてはならない。」と決められています。



相手が法律に違反している場合には、それだけ危険度が高いということです。









金額や比率は違いますが、先日からニュースになっている岡本倶楽部の出資金も似たような手法でお金を集めたとされているようです。



既にお金を集めた業者は破産を申し立てられているとのこと。



東京の弁護士会では被害者説明会を開く予定だそうです。

http://niben.jp/info/event20100607.html






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2010/06/08(Tue) | 消費者問題 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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