先日、不動産を売るという仕事をしてきました。
売ったので代金を受け取ります。
渡された札束を数えるという作業を久しぶりにおこないました。
その札束には銀行の帯がついていました。
銀行の窓口で100万円をおろすと、帯付きの束で渡されるでしょう。あの札束です。
何年か前に、裁判の和解の場で、200万円の和解金を相手の弁護士に渡すことがありました。
小心者の私は、預かった200万円を一回預かり金口座に入れて、裁判所の近くのATMでおろして、相手の弁護士に渡しました。すると、相手の弁護士は「帯ないの?帯がついていれば、いちいち数えなくて良いのに」とグチをもらしました。
しかし、ナニワ金融道という漫画には、貸金業者が何百万(か何千万だったか)のお金を貸すときに、帯付きの札束から1枚抜き取って、「借主はいちいち数えないからばれない」趣旨の発言をしているシーンが出てきます。
その印象があったので、今回の不動産売買でも、帯付きの札束を1枚1枚数えて確認しました。時間もかかるし、手も疲れますが、仕方がないです。
という話をツイッターに書きました。
不動産売買の決済で、久しぶりにお札の枚数を数えました。帯付きの札束でも数える。数年前に、裁判上の和解の場で現金を相手方弁護士に渡したところ「帯付きだったら、数えなくても良いのに・・・」と言われたことがあります。
すると、意外に反応がありました。
そのなかに、このような発言をしてくれた方がいました。
束の真ん中の1枚を半分位抜いてそれをつまんで持ち上げられたら100万、足りないとバラバラになると RT @lawyerhalu: 私もあります! RT @KTetsuji: 帯付きで少なかった経験あります RT @tkbei 数えます RT @takuma141
本当に?
一瞬で100万円あるか確認できたら、それはラクですね。
こんな方法があるのかネットで調べてみると、とあるブログに
http://keiko-shiatsu.jugem.jp/?eid=68
「札束の中から一枚をつまんで下の手を外して札束を揺らす。100万円きちんと揃っていると札が落ちないのだ。」という記載もありました。
試してみる価値はありそうです。
さっそく銀行で100万円の札束を受け取ってきました。
最近、過払金を回収してお客様にお返しする際、銀行振込ではなく、現金で受け取りたい、と希望されることが多いです。
100万円を超えるお金を現金で持ち帰るなんて大丈夫か?と心配になりつつも、希望されるので、現金でお渡しすることもあります。
今回も、現金でお返しする予定があったので、預り金口座からお金をおろす際に、わざわざ窓口で受け取ってきました。
その際、銀行の窓口の女性に聞いてみました。
「これって、一束100万円あるかすぐに確認する方法ありますか?」
女性はあわてて
「こ、こちらで数えた方がよろしいでしょうか」
と言いました。
「いや、疑っているわけじゃなくて、この帯がついている100万円の束を一瞬で、100万円あるかのか、ないのか確認する方法があるって聞いたのですが、そんな方法ないんですかね?」
「ないです」
とあっさり否定されました。
やはり噂は噂に過ぎなかったのでしょうか。
事務所に戻り、お客さんに渡すまでの時間に、このお金を借りて実験をしてみました。
これがその動画。
うーん、微妙ですね。
たしかに、1枚抜き取った後に揺らすと、落ちることは落ちますが、確実か?と言われると、断言できないような落ち方である気がします。
なんどか実験してみて確かめた方がよさそうな印象を受けましたね。
機会があれば再度実験してみて、精度を確認したいと思います。
ちなみに、ふだん、法律事務所には現金はほとんどありません。うちの事務所には、セコムから請求されている費用より少ない現金しかありません。狙わないでください。
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