俳句・短歌を新聞・雑誌に載せませんかという勧誘
2015年くらい



2009年から利用者が増加したツイッター(140字までの投稿ができるツール)は、日本人にとって欠かせないツールとなっていました。



幅広い年代の人が利用するようになり、趣味の俳句や短歌をツイート(投稿)する高齢者も増えていました。



相模川兵衛(82歳)もそんな一人。

ハッシュタグ・#sagamihaiku を利用し、1日一句をツイートしていました。



そんな相模川兵衛さんのツイッターにメッセージが届きました。

ツイッターでは利用者同士で簡単に連絡を取ることができるのです。



@sagamigawar すばらしい俳句ですね。私は、雑誌社の者ですが、ぜひ、うちの雑誌に掲載しませんか?よろしければ連絡先をお知らせ下さい



相模川兵衛さんは

「私の俳句がこんなに誉められるとは。まだ日本の雑誌も捨てたもんじゃないな」

と思い、早速連絡を取ってみました。



話を聞くと、

ツイッター俳句特集を組むことになったのですが、ぜひうちの雑誌に掲載しませんか。掲載料なんてもちろんかかりませんよ。無料です。よろしければ、申込書をFAXしますので、記入して送って下さい

との事。



相模川兵衛さんは、無料で雑誌に載ることに喜び、申込をしました。



しばらくすると、相模川兵衛さんの元には、請求書が届きました。



そこには、掲載料9万5000円との記載が。



驚いた相模川兵衛さんは、連絡して「無料だって言ったじゃないですか」と伝えましたが、相手は、「申込書にサインしたじゃないですか」と回答。

申込書の空白スペースには9万5000円との書き込みがされていました。



相模川兵衛さんは、「こんなの払えない」と伝えたところ、数日後には、さらに12 回掲載分の100万円を超える高額な料金の請求書が届いたとのこと。



本来であれば、この被害をツイートすれば誰か助けてくれそうなものの、相模川兵衛さんのフォロワーは、友人の2人のみ。残念ながらツイッター上では助けを受けることはありませんでした(フォロワーとは、相模川兵衛さんのツイートを定期的に見ている人、チェックしている人のことです)。



困った相模川兵衛さんは、国民生活センターに相談に行きました。

相談員からは、

ツイッターでの被害はないけどね、俳句を雑誌に載せないかという被害は6年前の2009年度から増えていますよ。ホームページでも注意喚起していますよ。これの手口がツイッターに変わっただけですね。本質は同じ。形態が変わっただけ。

との回答を受けました。



相模川兵衛さんが、それ以降、詐欺事件を俳句にしてツイートするようになったのはまた別のお話。







国民生活センターのサイトに、高齢者を狙う短歌・俳句の新聞掲載への勧誘に対する注意文書が掲載されています。



この1,2年かで急増している相談だそうです。



お金を払う義務は、契約が成立して初めて生じるものです。

契約には、お互いの意思が合致することが必要です。

売主「代金9万5000円で広告スペースを売りますよ」

買主「9万5000円で買います」

のように話が合うことが必要です。

上記ケースでは、無料だという話でサインしているので、契約自体は成立していないという主張を一番にしていくことになります。



勧誘や申込のやりとりによっては、特定商取引法や消費者契約法などで色々と主張を付け加えることになるでしょう。



いずれの主張をするにせよ、代金の話がないのに請求をしてくる手口は悪質なものです。

請求は拒絶するということでしっかりと対応しましょう。







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ツイッターやっています。http://twitter.com/takuma141

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2010/04/21(Wed) | 消費者問題 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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