不動産の所有者を確認する

司法試験に受かる前の大学生時代、悪質商法の勧誘を受けたことがあります。



こんな勧誘を受けられるのも、若いうちだけだろうと思って、受けてみたのですが、

最初に夢を見せて、金額はクレジットで小分けにして少なく見せる、契約を渋ると勧誘者が女性から強面の男性に替わるなど、典型的な悪質商法でした。



勧誘を受けた際、業者側の提示してきたサービスが、いかにも破綻しそうなものだったので、質問をしました。



「これって、あなたの会社が潰れたら、サービスも終わっちゃう仕組みですよね?」



えー、信用してくれないんですか?



「今日知ったのに、いきなり信用するってのは無理じゃないですかね?」



大丈夫ですよ。うちの会社は、ここは小さいけど、このパンフレットに載っているように、本店のビルは大きいでしょ。潰れたりしないですよ



「これって、自社ビルなんですか?」



もちろん自社ビルよ。うちの本店がそこにあるんだから



「いや、聞きたいのは所有しているかってことですよ。あと担保がついているかとか」



難しいこと言うわね・・・



この質問のせいで、勧誘者が女性から男性に替わってしまったのでした。

ちなみに、このパンフレットに載っていたのは、大きなビルのです。写真すらない・・・。





市役所の法律相談にいらっしゃる方などには、ご存知ない方もいるのですが、不動産の登記情報は公開されています。



誰が不動産を所有しているのか、共有しているのか、いつから所有しているのか。また、担保についても、いついくらの担保が設定されているのか(根抵当権の場合は限度額いくらの担保か)、その担保はまだ消えていないのか。

これらの情報は、誰でも不動産の登記事項証明書・登記簿謄本を取得することで確認できてしまいます。

登記事項証明書などは法務局で取得できますし、郵送で申請することも可能です。

いまなら、登記情報提供サービスを利用すれば、ネットで確認することも可能。

http://www1.touki.or.jp/gateway.html



さきほどの勧誘例でも、いまのようにモバイルでネットにつながる環境を持っていれば、その場で、所有者と担保設定状況を確認できたんですけどね。



あ、それよりも、この会社名で検索して悪質商法の苦情が出ていないか確認した方が早いかもしれませんね。



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2010/01/25(Mon) | 法律情報 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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