理由なき不選任

裁判員候補に選ばれたから、3日間休みます



そう意気込んで裁判所に行ったものの



「あなたは不選任となりました。理由は特にない」

ということで選任手続だけで終わり。



このようなことがあります。



検察官や弁護士は、裁判員候補者のなかから、一定数は、理由もなく不選任とするよう求めることができます。

大阪では結構使われているという報道。

http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/100107/trl1001071150000-n1.htm

検察官も弁護士もお互いに考えるところがあって、制度があるのですから、使われるのは当然だと思います。





最高裁のサイトにある平成21年10月末までのデータです。

http://www.saibanin.courts.go.jp/topics/09_12_05-10jissi_jyoukyou.html



選定裁判員候補者となった人数が4200名

判決人数が47名

選任手続前の辞退者が2014名

選任手続において不選任とされた人数が1377名

このうち、理由なき不選任は229名

くじびきではずれた人数が937名

となっています。



裁判員候補になっても、その後、実際の裁判員になるのは約1パーセント。

私が受けた時期の司法試験合格率が2パーセント台ですから、司法試験合格より難しいという数字です。



裁判員になるまでの道のりは遠い。



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2010/01/08(Fri) | 刑事事件 | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
コメント
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呼び出し状を受け取ったのに当日出頭しない人(なんだかんだ理由をつけて事前辞退を認めてもらった人,理由なく出頭しなかった人)の割合がかなり高い(先日の事件では50%超えてました)ことはもっと問題視されるべきでしょうね。
by: さぬきうどん1号 * 2010/01/09 06:37 * URL [ 編集] | page top↑
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情報ありがとうございました。
うーむ、私自身は、最高裁の数字を見ると、そんなモノかな、と感じました。制度が始まった当初、ちゃんと出頭している人が多いと感じていましたから。しかし、今後は、こういうデータが公表されたことや、不出頭者への不満も報道されたことなどから、さらに出頭しない人が増えるかもしれませんね。候補者の不満をどう受け止めるか、裁判所は考えていかないと。
by: 石井 * 2010/01/10 19:59 * URL [ 編集] | page top↑
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