この世でいちばん大事な「カネ」の話


毎日かあさん



アニメ化もされている漫画です。

私は、どうもあの絵がとっつきにくく、本屋で見つけても、手に取ることはありませんでした。

食わず嫌い。



この漫画の作者である西原理恵子さんが、お金について書いた

この世でいちばん大事な「カネ」の話

この世でいちばん大事な「カネ」の話 (よりみちパン!セ)
この世でいちばん大事な「カネ」の話 (よりみちパン!セ)






約1年前に出たものですが、こちらも食わず嫌いによってスルーしていました。



最近勧められることが多かったので、ようやく読んでみると


「貧しさ」は連鎖する。

ギャンブルのために借金なんかしたら、行き先は絶対に「地獄」だと思っていい。

「貧乏」と「ギャンブル」と「借金」は、そのくらい直接に結びつくものなのよ。




などと、心に刺さるストレートな表現が大量にありました。

いくつかは、まさに私が現場で感じていたこと。


ループを断ち切れないまま、親と同じものを、次の世代の子どもたちも背負っていく。




借金相談で来所される方の中に、親子で多重債務になってしまっている人が一定割合います。

子供に対して、「なんで最初の借金が消費者金融だったのですか?」と聞くと、

親が借りていたから」という答えが返ってくることも多いです。

高利業者に手を出す理由の一つに生活環境があります。

親が生活環境を作っているのですから、親が手を出していたら、子供がその環境の中で高利業者に手を出してしまうことは十分あり得る。少なくとも、借金がない生活環境で育った人よりは。


金銭感覚っていうのは、日々の習慣の積み重ねによってつくられていくもの。

ギャンブルや、投資、借金は、その人の金銭感覚を拡大して見せてくれるものだけど、その金銭感覚をつくる元は、子どものころからの日常の習慣なんだと思う。




習慣や連鎖と書かれてしまうと、そこから抜けられないのではないかと感じる人もいるのではないでしょうか。

しかし、習慣は変えられます。新しい習慣を上書きすることができます

そうすれば、連鎖は断ち切れる



人は「貧しさ」によって、何事かを考えようという気力を、よってたかって奪われてしまう。



借金で追い詰められた人の相談を受けていると、

求めているのが現状逃避

ということも多い。

「思考停止に陥ってしまっている」とよく感じます。

いったんそこから抜け出させて、冷静に考えさせないといけない。


考える力を取り戻して、習慣を変えれば、連鎖は断ち切れる。


世の中には正しいからっていったって、「だから何だ」っていうことがあるのよ。正論が、通用しない場所もある。



という主張もありますが、上記の正論は、今の日本では、十分通用すると考える。信じる。



だから、この本は読んでおいた方が良い。

苦しんでいる人も、家族も、我々も。


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2009/11/24(Tue) | | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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