利息制限法1条1項の「元本」→貸付極度額とした裁判例

消費者法ニュース79号より

名古屋地方裁判所平成20年9月3日判決



利息制限法1条1項の「元本」→貸付極度額とした裁判例。



過払い金の裁判で、利息制限法の元本充当についての計算方法についての判断したものです。







利息制限法では、元本が100万円以上なら年15%、10万円以上100万円未満なら年18%が上限と定められています。



ここでいうところの「元本」とは何かについて、貸金業者側から争われることがあります。



業者側の約定利率で計算した際に元本が100万円以上となっていても、利息制限法計算により元本が100万円を下回っている場合、借主側は15%を主張し、業者側は18%を主張するといった争いがあります。



当事務所では、当然、借主側に有利な計算をおこなっています。しかし、貸金業者には、当然業者側の計算方法が採用されるものと主張してくるところもあります。また、簡易裁判所の裁判官には業者側の計算方法じゃないのか?と何の疑問も持たずに言っている方がいます。他の事件を傍聴していると、過払いの裁判などで、そういう話をしている場面に何度か遭遇しました。

気を付けましょう。



年3%の差なんて大した問題じゃない、などと思った方は、危険です。

住宅ローンの利息って何%でしたっけ?





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2009/06/29(Mon) | 過払い | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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