準備書面を陳述


民事裁判では、準備書面などの書面を出すことで、法的な主張をしていきます。



実際の法廷では、事前に出した準備書面に書いてあることを主張したことにします。

これを準備書面を陳述した、と表現します。



つまり、本当なら、準備書面に書いてある内容を、法廷で主張すべきなのです。しかし、このような事をやっていると裁判が長引いてしまいます。たくさんの事件が扱えなくなってしまいます。そこで、「原告、準備書面2を陳述、被告から準備書面3を陳述」などの一言で、主張したことになる、というのが現在の実務です。



民事裁判を傍聴しても、このような書面のやりとりがあり数分で一つの事件が終わることがほとんどです。

傍聴するなら、刑事事件の方が良いと言われる一つの理由ですね。



ところが



この前の裁判で、弁論準備期日ではありましたが、裁判官が、準備書面を1字1字読み上げ始めました。

10数ページあったので、さすがに途中からは見出しだけ読むという方法に切り替えましたが、あれは一体!?

期日の10日前に提出した準備書面ですが・・・?

私も、相手方代理人も固まっていました。

久しぶりに衝撃を受け、昔はこうだったのかなぁ、などとタイムスリップした気分になりました。



これがスローライフか。





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2008/12/05(Fri) | 弁護士日記 | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
コメント
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by: * 2008/12/07 19:36 * [ 編集] | page top↑
--Re: 質問--

> 先生が出頭されたのは相模原支部でしょうか。

へー、相模原には、そんな裁判官がいらっしゃるのですか?
by: 弁護士石井琢磨 * 2008/12/14 22:07 * URL [ 編集] | page top↑
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