郊外にある整体院のお話。
その整体院は、店舗と駐車場を同じ大家さんから借りていました。
店舗の前には、数台の駐車スペースがあり、そのうち1台分が整体院用です。
他の場所は、他のテナント用。
しかし、何の表示もされておらず、どこがどのテナント用の駐車場なのかハッキリしませんでした。

そのため、他のテナントの人が整体院の駐車場に停めてしまったり、逆に整体院のお客さんが他のテナントの駐車場に停めてしまったりします。
そのたびに、テナント同士で文句を言い合ったりする事態となりました。
整体院の院長は、大家さんに対して言いました。
「お客さんが間違えちゃうので、立て札を置くとか、わかりやすくしてもらえないでしょうか」
しかし、大家さんは、面倒なのか放置。
約10年間、この問題は解決されませんでした。
その間、テナント同士のやりとりは続く。
ときには、お客さんの整体中にも、中断して、車を移動させなければならなかったりします。
ところが、この8月-。
10年以上も解決されなかった、この問題が解決しました。
整体院の借りている駐車スペースには、わかりやすい記載がされました。

なぜ、10年間も放置していた大家さんが、動いたのか-。
院長は語ります。
「テナント同士で、いちいちやりとりするのを止めたんだ。
自分が言って解決するんじゃなくて、直接、大家さんの所に文句を言わせるようにした。
大家さんにさ、『やっぱりわかりにくいから、そう言われちゃうんですよねぇ』と言ったら
すぐに書いてくれたよ。」
そんな院長の手には、1冊の本がありました。

彼は、発売直後にこの本を購入し、読み込んでいたとのこと。
院長のとった行動は、「共通の敵」理論によるもの(68ページ)。
院長 - 大家さん
という10年間の構図を覆し、
文句を言うテナントを「共通の敵」と設定。
文句言う人 - (大家さん+院長)
という構図へと変更したのです。
そのため、敵からの直接の文句を受けた大家さんは、味方である院長のアドバイスをすぐに聞き、動いたのです。
構図を変えることで、大家が動く。
これでくだらない揉め事からも解放されることでしょう。
おめでとうございます!
プロ弁護士の「心理戦」で人を動かす35の方法

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弁護士石井琢磨です。
厚木市のマスコットキャラクターである、あゆコロちゃんに、
『プロ弁護士の「心理戦」で人を動かす35の方法』を献本してみました。

画像は、厚木市のサイトにPR用としてダウンロードできるものです。
http://www.city.atsugi.kanagawa.jp/kankou/citysales/character/d017050.html
タウンニュース8月30日号にも載っています。

『くまモンの秘密』を読んで以来、ゆるキャラも戦略的に動かないといけないことがよく分かりました。
くまモンの秘密 地方公務員集団が起こしたサプライズ (幻冬舎新書)

ゆるキャラグランプリ、2011年はくまモン(熊本県)、2012年はバリィさん(愛媛県)が優勝しています。
2012年は、865キャラがエントリーしたそう。
その中で、厚木市のあゆコロちゃんは、9位にランクインしています。
神奈川ではトップのキャラとなっています。
十分、上位が狙える力を持っているのです。
そして、今回、ご自身も「優勝したい」と宣言してます。
http://www.mytownclub.com/sns/index.php?command=getarticle&asid=3935000&aid=55413001003
ゆるキャラグランプリとは別タイトルで、ご当地キャラ総選挙なるものがありました。
http://www.47news.jp/topics/entertainment/oricon/culture/131557.html
ここで優勝した、ふなっしー(千葉県)が強敵かと思いきや、ゆるキャラグランプリ2013への参加辞退を表明。
追い風が吹いています。
厚木で育ってきた私としては、考えました。
この勝負所に、自分ができることは何か。
もう心理戦略を授けることくらいしかない!
このような経緯で
『プロ弁護士の「心理戦」で人を動かす35の方法』を授けてきたのです。
ゆるキャラが字を読めるのか?と疑問もありましたが、ブログを書いているくらいだから、読めるはずです。
現時点で、ビジネス書を献本されたゆるキャラはそうはいないでしょう。
先行優位性があります。
全国のゆるキャラが、心理戦略を使い始める前に活用するからこそ効果があるのです。
ぜひ活用して頂点に立ち、次のステージに進んでほしい。
そして、数年後、多くのゆるキャラがビジネス書を読み、ゆるいんだか、ゆるくないんだか、分からない未来が来ると面白そうです。
ゆるキャラグランプリは、9月17日から投票開始です。
プロ弁護士の「心理戦」で人を動かす35の方法

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弁護士石井琢磨です。
そろそろ秋ですね。
読書の秋ですね、ね。
7月に出版した『プロ弁護士の「心理戦」で人を動かす35の方法』のリアル書店キャンペーンが始まりました。
http://www.sagamigawar.com/campaign/real.html
amazonで買ってくれた人には申し訳ないのですが、リアル書店の応援という意味でのキャンペーンです。
今までに買ってくれた人も対象になっていますので、見てみてくださいね。
キンジローさんの描いたマンガは、なかなか面白いですよ。
ただ、ご本人の署名に「キンジロー。」と「。」が付いているのが気になります。
キンジロー。さんと呼ぶべきだったのか。
プロ弁護士の「心理戦」で人を動かす35の方法

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弁護士石井琢磨です。
ドラマ『半沢直樹』がブームですね。
詐欺がらみのドラマだったので、第1話から観て楽しませてもらっています。
ドラマの中で、主人公が、こっぴどくやられた際のセリフ。
「やられたら、やり返せ、倍返しだ!」
勧善懲悪のドラマとしては面白いですが、現実世界の同じようなシーンで使い始めると、
やり返したら、倍でやられ返す、
倍×倍でどんどん復讐の連鎖が生まれそうです。
そんな世界は怖いのでイヤです。
現実世界のトラブルでは、たいていどちらにも言い分がありますので、「倍返し」とか考えないでもらいたい。
あくまでエンターテイメントとして楽しんでもらいたいですね。
逆に、「倍返し」と言っても、良いことを倍返ししていけば、世界はよくなりますね。
また偽善っぽいことを言っていると思われるでしょうが、本音です。
負の感情から生まれる、行き違いみたいなトラブルがなくなってしまえば、我々の仕事も生産的になりそう(もしくは廃業)。
恩などを倍返ししていけば良いのではないでしょうか。
というわけで、私の本を大展開してくれ、散々売り場を占有させてもらい、2週間にわたりビジネス書ランキング1位を取らせてもらった書店、有隣堂厚木店さんに、1週間分の恩を倍返し!
売ってもらった冊数の倍の書籍を購入してきました。


レジを担当した若いお姉さん、すべてのバーコードを読み取った後、レジの操作を間違えて、数十冊、再度読み取り直すという大変な作業をしていました。
領収書への収入印紙の貼り方も学んだようです。
次から、私のような変な客が来ても、心に余裕を持って対応できることでしょう。
こっちの意味での倍返しが増えれば、こういう変な客が増えるかもしれませんからね。
ちなみに、よく言われていることですが、ビジネス書というものは、使えば、
10倍返しくらいのリターンがありますよ!
プロ弁護士の「心理戦」で人を動かす35の方法

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弁護士石井琢磨です。
『プロ弁護士の「心理戦」で人を動かす35の方法』も発売1カ月が経過し、多くのブログで紹介していただきましたので、まとめておきます。
みなさま、ありがとうございます。
「紹介したのに載っていない」という方は、ご連絡くださいね。
「マインドマップ的読書感想文」様
「テクニカルなお話が多くて、付箋を貼りまくりました!」
http://smoothfoxxx.livedoor.biz/archives/52087107.html
「山口智朗ブログ」様
「心理戦を戦えないメンバーに対して人と接する前の段階で心理戦をすでに優位に立たせた上で戦う場に送り出せるようにすることが大事なのではないかと思った。」
http://yamaguchinoriaki.com/2013/07/post-862.html
「ひまわり院長の勝手に気まま」様
「今現在、打ちのめされそうな方は勿論 今より前へ進みたいと考えている方には是非読んで欲しい本です」
http://himawarigouki.seesaa.net/article/370158521.html
「仕事もプライベートもうまくいく処方箋~ナルシスト活用精神科医が送る誰にでも出来る自分好きの成功法則~」様
「普段から怒りの感情を持った人の対応をしなければいけない人や友好的でない人と対話をしないといけない人にはぜひおすすめの一冊です。」
http://ameblo.jp/kokoro-dr/entry-11583683681.html
「シャイな営業コンサルタントの剛腕な日々」様
「心理戦を制するためのステップが軽妙な語り口で書かれています。」
http://ameblo.jp/haseluna/entry-11586502461.html
「「継続は力なり」を実践している書評」様
「この心理戦のステップを自然と身につけることができたとすれば、もっともっと違った世界が、周りを上手に巻き込んでいき結果として、自分ひとりではなし得ないことも達成できる」
http://ameblo.jp/gorikunbook/entry-11585170620.html
「蔵前トラックⅢ」様
「「交渉」に関してはビジネスの世界に限らず、本書で紹介した法廷の場でも、さらには海外との「外交」でも同じ事が言える。庭は違えど「交渉」力をつけることは必要なスキル」
http://kuramaetrack.com/?p=3444
「ザ・本屋さん専属の書店応援団長の書評ブログ」様
「対人関係をもとにするサービス業で働くあなたにオススメの一冊です」
http://blog.livedoor.jp/shellacmode/archives/30464659.html
「Action For Live~読書で切り拓く未来~」様
「ありませんか?知らず知らずのうちに相手のペースになって自分が損な役回りになってしまったこと・・・」
http://actionforlive.com/archives/652
「ほぼ日blog~通勤読書で継続力を高めよう!~」様
「仕事の一場面だったり、普段の生活の中においても、交渉することは発生します。」
http://ameblo.jp/sugiyuzu/entry-11593478096.html
「鏑木保ノート」様
「本書は読み方によって一粒で二度美味しいビジネスと心理学の本だ。」
http://loplos.mo-blog.jp/kaburaki/2013/08/35_0982.html
「活かす読書」様
「やわらかい例も紹介されていますが、実用的でマジメな「心理交渉術」の本です。」
http://ikadoku.blog76.fc2.com/blog-entry-1879.html
「ハッピーライフ!〜笑顔で広がる幸せの輪〜」様
「かなり良い内容の本でした」
みなさま、ご紹介ありがとうございました!
プロ弁護士の「心理戦」で人を動かす35の方法

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クリーニング屋でスーツをなくされました。
百貨店でサイズを測って作ってもらったパターンメイドのスーツを、初めてクリーニングに出したときの話です。
街のクリーニング屋さんといったお店。
私が仕上がり日の翌日に、引換え伝票を持って行くと、店主がなにやら慌てています。
どうやら、私のスーツが見当たらないらしい。
店主が最初に言ったひと言。
店 「あなた、これ、もう受け取ったんじゃないの?」
いきなり疑われています。
私 「受け取っていませんし、伝票、ここにありますけど」
店 「おかしいなあ、工場からまだ戻ってきてないのかな」
この店は、工場にクリーニングを頼んでいるようです。
私 「じゃあ、また明日来ますので、それまでに確認しておいてもらえますか」
翌日も、クリーニング屋に寄ります。
私 「工場に確認して、どうでした?」
店 「え?いやー、工場では、時間がかかっちゃってるみたいでさ」
私 「時間がかかるって、何にですか?スーツ、すぐに使う予定だったので、戻ってこないと困るんですよね」
店 「うーん、なんで時間かかるんだろうな、ちょっと強く言っておくから」
-------------------------
ここで、店主は、私・店主 vs 工場 という画を描き、工場を共通の敵とする作戦に出ています(68ページ)。
責任を追及された際に、第三者の責任だと主張するとき、このような構図を描き出すことがあります。
しかし、相手が、本当に「第三者」の責任だと考えない場合、この作戦は逆効果となります。
今回の場合、工場は、クリーニング店が頼んでいる相手であり、私にとっては第三者とは位置づけられません。
そこに責任を負わせる発言をしても、「結局、あなたが頼んだ相手でしょ?」と言われて終わりです。
むしろ責任転嫁していると思われ、印象が悪くなります。
-------------------------
店主の様子がどうも疑わしいので、追及してみました。
私 「現状を確認したいのですが、工場の主張はどういうものなのですか?
このお店に、私のスーツは渡したと主張しているのですか?
工場からお店へ渡った受取の伝票などはどうなっているのですか?」
店 「それは・・・、うちが受け取っていることになってるんだよね」
私 「だとしたら、工場では何を調査してるんですか?
受取伝票があるのに、工場が紛失した可能性を探っているということですか?
それに1日以上の時間ってかかりますかね?」
店 「え、うーん、それは工場に聞いてみないとわからないんだけどさ・・・」
-------------------------
店主は、もはや工場を「共通の敵」と設定するのに失敗しているにもかかわらず、工場に責任を押しつけようとしています。
しかし、この構図ではなにも解決しないのは明らか。
単に時間稼ぎをしていようにも思えます。
あたかも、自分に決定権がないかのように主張しているのです。
そんなときは、決定権者を出すように求めていく必要があります(38ページ)。
-------------------------
私 「じゃあ、私が直接、工場と話しますよ」
店 「ええ!!いや、それは・・・」
私 「だって、何を調査してるのか、その調査でスーツが見つかる可能性がどれくらいあるのか、過去の事例とか聞かないと、対策が取れないじゃないですか」
店 「いやいや、工場には私から連絡しておくから」
私 「じゃあ、私、今、待っていますから、電話してみてください」
店 「ええ!?まあ、あとで連絡しておくから、また明日にでも来てくださいよ」
私 「どうして、そんなに拒絶するんです?まさか、工場に何にも連絡していないなんてことないですよね?」
店 「いやー、はっはっは」
(どうやら、図星らしいので、これ以上は追及しない、205ページ)
私 「なくしたなら、それを前提に、弁償してもらわないといけなくなりますし、スーツも急いで準備しないといけないんですけど、保険とか使われますよね?」
店 「そうだねー、保険会社に聞かないとね」
私 「じゃあ、そこ確認しておいてください」
結局、スーツは見つからず、保険を使って賠償するとの連絡が来ました。
全く同じスーツを購入することができたので、レシートを持ってクリーニング店に行くと、言われました。
店 「半分でどうですか」
私 「ど、どういう意味ですか?」
店 「全部払うんじゃなくて、半分で終わりにしない?」
私 「その根拠は何なんです?」
店 「いやー、ほら、そこら辺の店で買ったら、それくらいじゃないですか」
私 「それ、減額の根拠になってないですよね」
非常に残念な対応です。
購入日からの経過日数による減額など約款には書いてあると思うのですが、その主張はなし。
ちなみに、一連のやりとりの中で、店主からの謝罪は一切ありませんでした。
最初から、客を疑う言葉、責任転嫁、根拠を欠いた減額要請。
こんなもったいない対応が続いたので、必要以上の譲歩は一切せず示談しました。
店主が、少しでも心理戦の本を読んで、私とうまく連帯関係を築けていたなら、こちらももっと譲歩してあげたのに。
プロ弁護士の「心理戦」で人を動かす35の方法

客商売の人はトラブル時のために、心理戦の戦い方を学んでおいてください。
なお、2日目以降のやりとりは全て録音、書類の原本を渡す際には、同じ文書をコピーして受取の署名をしてもらっています。
最低限の自衛です。
ただ、ムダに怒ったりせず、終始笑顔で対応していますので、みなさん、怖がらないでください。
私の知人は、この話を聞いて
「私なら、解決した後に『こんな店に、もう二度と来ないけどね!』と叫んで去る」
と言っていました。
相手に敗北感を味わわせてもメリットないので、私はそこまでしません(201ページ)。
いやー、それにしてもクリーニング屋が預かった服をなくすこともあるんですね。
想定していませんでした。
このように心理戦は日常で想定外に起こるものなのです。
本エントリー内のページは、以下の書籍の該当ページです。
気になった人は読んでみてください。
↓
プロ弁護士の「心理戦」で人を動かす35の方法

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- あつぎビジョンの音楽
日焼けしました。
夏休みを取ってバカンスに行ってきた、なら優雅な話ですが、単純に外回りで。
さて、本についての情報です。
『プロ弁護士の「心理戦」で人を動かす35の方法』、有隣堂厚木店で、ビジネス書1位となりました(8月11~17日)。


1階でも2階でも1位です。ありがとうございます!
本厚木駅前の300インチ・あつぎビジョン

あゆ祭り中もCMを流していましたが、セカンドステージに突入しました。
映画監督経験者にに作ってもらった2種類の動画が8月末まで流れています!
前回のCM、私自身、放映時間帯を知らなかったため、私の友人たちが、「何時に流れるんだ?」と本厚木駅前でカメラを持ってうろうろしていたらしいです。
熱中症で倒れたら申し訳ないので、担当者に聞いておきました。
あつぎビジョンの担当者によると、毎時
①11分15秒~
②19分15秒~
③41分15秒~
④49分15秒~
に流れているそうです。
この時間帯に本厚木駅前を歩いていたら、見てみてくださいね。
プロの動画をみて、映画監督になりたくなっています。
プロ弁護士の「心理戦」で人を動かす35の方法

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- 有隣堂厚木店で展開中
「質問」で、相手の思考を誘導できます。
本にも書きましたが、買うとも言っていないのに、「Aにする?Bにする?」と選択を迫られると、人の脳は一瞬、考えてしまうのです。
誘導効果が高いため、法廷では、誤導尋問として異議が出されます。
この誤導の質問だらけの本を読みました。
『次の2つから生きたい人生を選びなさい』

なんで選ばなきゃいけないんだ、とタイトルに対して異議を出したくなります。
本文は、101個のシーンで、2つの選択肢から生きたい人生を選んでね、というもの。
次の2つの選択肢から、どちらかを選びなさい
a 怒りに身をまかせる
b いったん落ち着いて考える
次の2つの選択肢から、どちらかを選びなさい
a あわてて行動する
b ゆとりをもつ
次の2つの選択肢から、どちらかを選びなさい
a 現状に甘んじる
b 変化を起こす
すべてbに誘導したいわけですね。
bのことを言いたいのですが、
「ゆとりをもてよ」
と言っても、「なんでそんなこと言われなきゃいけないのさ」と反発されてしまいます。
これに対して、形式的に、2つの質問を並べて選ばせると、
「うん、自分が選んだ」
と感じるので、素直に「ゆとりをもとう」と思える。
納得感を抱かせる。
明らかに劣る選択肢と比べて選んだとしても納得感が出るのです。
そういう作戦ですね、これは。
aには、明らかにマイナス評価の言葉、「あわてる」「甘んじる」などが入っているわけです。
勝手に二択を設定。一つは誘導したい内容、もう一つはマイナス評価を含んだ選択肢。
相手が、異議を出すツッコミ体質でない場面では、説得の際に使えるテクニックですね。
Q・次の2つから生きたい人生を選びなさい ― ハーバードの人生を変える授業II | |
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せっかくなので、実践してみましょう。
次の2つの選択肢から、どちらかを選びなさい
a 心理戦の戦いを知らないため、人間関係は悪化し、自らの心は砕け、地獄に落とされる
b 心理戦の本を読み、平和に生きる
怖いですね。
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- わが子を犯罪者にしないために知っておきたい6つのこと
小学生が、どのようにジャンプを買っているか見れば、将来の仕事がわかります。
ジャンプとは、マンガ雑誌『週刊少年ジャンプ』のこと。

私は、小学生の頃、ジャンプを少しでも早く読みたかったので、5時起きでコンビニに買いに行ったり、前日に手に入れられるというスーパーに行ったりしていました。
ときには、「●時まで売らないよ」というおじさんがいたりして、緩い店員がいる店を回ったり、荷ほどきを手伝って売ってもらったりと、交渉したこともあります。
マンガ自体が楽しみだったこともありますが、ジャンプを読まずに学校に行くと、そこには必ず、読んだ同級生がいます。
ジャンプを読んだ人間と、読んでいない人間に分かれるのです。
読んだ同級生は、「あのピッコロがまさかね~」などとネタばらしをしたり、「クリリンが大活躍するよ」と虚偽の事実を流し始めます。
読んでいない側は、この情報に惑わされます。
放課後、ジャンプを読むときに、どうしても変な先入観で読むことになります。
「本当にクリリンが・・・?」などとモヤモヤしながら読むわけです。
このようなことに脳のエネルギーを消費させられるのがイヤだった私は、学校に行く前にジャンプを手にする、という行動を取っていました。
ただ、その方法は、近所のスーパー、コンビニを回って細々と交渉をするというものでした。
こんな話を思い出したのは、俣野成敏さんの新作『100%楽しく働く1%のサラリーマン: 「これから伸びていく人」の考え方』を読んだからです。

『プロフェッショナルサラリーマン』など真面目な本を出されている俣野さんが、今回は、ジャンプ話に触れてくれています。
俣野さんが住んでいた福岡では、ジャンプが届くのが遅く、本州まで行けば2日早く手に入れられたそうです。
それを知った俣野さんは、関門海峡の海底トンネルを通って本州に渡り、ジャンプをゲットしていたとのこと。
しかも、
自分でそれを買いに行ってもいいけれど、僕は弟に買ってきてもらうことにしました。
とサラリ。
え?弟?
ジャンプを手に入れるため、弟に海底トンネルを走らせる兄貴。
いじめているわけではなく、喜んで行っているのです。
ジャンプ代とトンネルの通行料は俣野さんが支払う。
弟はトンネルを走って買いに行く、そしてジャンプを一番に読める。
どちらにもメリットがある話なのです。
提案というのは、「これをやらないほうが、たしかにおかしいね」と言えるものを差し出すことです
いやー、同じジャンプ話でも、このあたりのスケール感が、今のビジネスのスケール感に結びついている気がします。
私たち士業は、なんでも自分でやってしまいがち。
これに対して、俣野さんは、サラリーマン時代には最年少役員に抜擢された後、独立し、現在は複数の事業経営をしているそうです。
このあたりの未来は、小学生時代のジャンプの買い方から決まっていたような気がします。
ジャンプに限らず、子供の頃の行動から、将来が見えるということはよくあります。
たとえば、起業、資金調達のサポートをしている中村将人さんは著書
『今日が「最後の1日」だとしたら、今の仕事で良かったですか?』
の中で、小学生のとき、クワガタを大量に確保するシステムを作り出し、ひと夏で3万円を売り上げていたと言っています。
小学生時代から錬金術・・・。
今日が「最後の1日」だとしたら、今の仕事で良かったですか?

このように小学生の頃の行動から、将来の仕事は見えるのです。
だとすれば、親世代としては、小学生くらいまでの子育てで、どのような価値観を子供に与えるのかが重要になってきます。
反省ばっかりさせていると犯罪者になっちゃうかもしれません。
参考記事:わが子を犯罪者にしないために知っておきたい6つのこと
子育て中の人は、どんな大人に育てたいか、少しずつ目指す価値観を与えると良いかもしれませんね。
夏休み中も塾に通っている小学生を見る度に、そう感じます。
ちなみに、俣野さんの新刊は、もちろんジャンプについての本ではなく、新入社員に役立つ内容です。
サラリーマンとしても経営者としても成功している方ですので、仕事術として学ぶべきところも多いですね。
私も、いくつか確実に使わせてもらうノウハウがありました。
100%楽しく働く1%のサラリーマン: 「これから伸びていく人」の考え方 (単行本) | |
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<宣伝タイム>
俣野さんの本で
提案というのは、「これをやらないほうが、たしかにおかしいね」と言えるものを差し出すことです
と、相手のメリットを意識する言葉がありました。
どこかの本でも、
心理戦では、相手のメリットも真剣に考えてあげなければなりません。
として、メリットの見つけ方、相手と連帯関係をつくる方法に触れていますので、読んでみてくださいね。
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地元・本厚木駅前の書店で、本をかなり展開してもらっていますので、法律相談者向けのキャンペーンを開始しました。
「法律相談前に有隣堂2階に行こう」キャンペーン
http://www.sagamigawar.com/130731sinnrisen.html
平成25年8月31日まで。
相談前に、厚木市内、海老名市内の書店で
『プロ弁護士の「心理戦」で人を動かす35の方法』を購入しレシートをお持ちいただくと、
2000円の割引が受けられるというキャンペーンです。
本代以上の割引が受けられますので、相談・依頼を考えている人にとっては、メリットがあります。
あと、本が1冊手元に残ります。うん、たぶん役立つはずです。
このキャンペーンの目的は、ふだん、書店、とくにビジネス書売り場に行かない人に、
とりあえず売り場に足を運んでもらうことです。
そこで良い本に出会えるかもしれませんし、何かのヒントをもらえるかもしれません。
一人でもそのきっかけができれば嬉しいです。
私自身、今では年間600冊程度のビジネス書を読んでいます。
この話をすると、「昔から読んでいたのでしょう?」と言われますが、全く違います。
20代まで、ビジネス書はおろか、本を読むという行為自体、ほとんどしていません。
専門書と、あと年に数冊、小説を読む程度でした。
ほんのちょっとしたきっかけで、多読を始めたのです。
ささいなきっかけでも行動は変わるのです。
とりあえず、そのきっかけになるかもしれない書店との接点を作ってみましょう。
100パーセント得する、という怪しいタイトルですが、本当にビジネス書を活用できれば、
100パーセントどころではなくなるはず。
相談希望の方はぜひこのチャンスを活かしてみてください!
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プロ弁護士の「心理戦」で人を動かす35の方法

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『反省させると犯罪者になります』

刑事事件では、被告人に反省を求めます。
しかし、このような反省は、彼の今後の人生に悪影響を与えるものかもしれません。
反省とは心を抑圧するもの。
抑圧し続けると、反発し、また犯罪者になってしまうリスクが出るのです。
これは、犯罪者だけのことではありません。
子育てや教育にも当てはまること。
著者が、多くの犯罪者を調査したところ、
幼少期に自分の欲求を出すことを許されず、それどころか反省させられていたケースが少なくなかったのです。
とのことです。
なんと幼少期に原因があり!?
わが子を犯罪者にしないために、子育てで気をつけるべきポイントをピックアップしてみました。
1 子どもっぽさを受け止める
親は、子の成長を喜ぶため、子どもが大人らしく振る舞うと喜びます。
しかし、子どもに対して、無理に大人の振る舞いを求めることは、子どもにとってストレスになります。
「小学生になったのに・・・」
「もう中学生なんだから」
このような言葉を使うのは、危険。
ほとんどの受刑者は、子どもの頃に「子どもっぽさ」を出せていません。そもそも「子どもっぽさ」を出せるには条件があるのです。それは、「子どもっぽさ」を受け止めてくれる「大人の存在」です。(177ページ)
2 子どもが問題を起こしたら、チャンスと考える
子どもが万引きのような非行に及んだら?
いじめの加害者になったら?
親としては、子どもを叱り、反省させてしまうでしょう。
学校でも反省文を書かせるかもしれません。
しかし、これは子どもの感情を抑圧し、問題を先送りする危険な行為。
原因を追及せずに、「良い反省文が書けたな。がんばれよ」と励ますのは逆効果。
問題を起こすということは、そこに原因があるはず。
早いうちに対処しておくべきです。そのチャンスです。
問題行動が起きたとき、ひとまず叱ることは控え、本人が問題を起こすことに至った理由に耳を傾けることです。そこには必ず、寂しさやストレスといった否定的感情があります。自分の心のなかにたまっていた否定的感情がすべて出ることによって、初めて自分が起こした問題行動の過ちに気づけるのです。そこから本当の意味での「反省」が始まるのです。(64ページ)
「今回、問題を起こしたことは、君がいい方向に向かうためのチャンスとしたい」と伝え、「今回、なぜこのようなことが起きたのか、いっしょに考えよう」と問題行動を起こした背景を子どもといっしょに考える姿勢でいることを伝えます。(185ページ)
3 本音を語る子どもに正論を言わない
子どもの本音を聞く際に、正論をぶつけると、本音にたどりつけなくなります。
まず、どんな欲求があって、それが満たされなかったのかを確認すべきです。反論すべきタイミングではありません。
反省させるより、不満を語らせるのが先。
子どもが本音を話しているときに、絶対に言ってはいけないことがあります。正論です。「お前の考えは間違っている」「未成年なのにタバコを吸うことは許されない。身体にも悪い」や「このままだと、いい学校に行けなくなる」などといった説諭です。大人の言っていることは間違っていません。間違っていないからこそ、子どもは何も言い返せなくなるのです。(187ページ)
不満が出ることで、心のなかが整理されていきます。(192ページ)
4 一つの価値観を強制しない
社会で良いと思われている価値観にも裏があります。
その価値観を絶対視して子どもに押しつけると、思わぬリスクがあります。
「我慢できること」「1人で頑張ること」「弱音を吐かないこと」「人に迷惑をかけないこと」といった価値観は、りっぱなことのように思われますが、見方を変えると、「人とつながること」を阻害する要因にもなります。(154ページ)
自分のなかに、正しいと思って刷り込まれた価値観が多ければ多いほど、他者に対して「許せない部分」が増えていきます。そうすると他者との間で良い人間関係が築けないどころか、いじめにまで発展していく場合があるのです。その最悪の結果が、いじめによる犯罪なのです。(158ページ)
5 両親は仲良くする
夫婦ゲンカが多かったり、罵り合う、暴力。
そんな家庭では、子どもは、「自分が大人にならねば」と無理をすることになります。
その反動がどこかで出る。
たしかに犯罪者の過去を探ると、こういう話がよく出てきます。
両親の価値観に多少偏りがあったとしても、仲が良ければ大丈夫です。(178ページ)
ただ、親は弱音を吐いても良いのです。親が自分の感情を抑えすぎていると、それを見た子どもは親のマネをしてしまいます。
親が子どもの前では常に「親として、しっかりしないといけない」と思っていることも、後に子どもが問題を起こす原因になります。たとえば、「親なんだから、子どもの前では弱音を吐いてはいけない」と思い込んでいると、子どもは弱音を吐けない人間になるかもしれません。(182ページ)
6 ありがとう、うれしい
人間関係が良いなかで、子どもが育てば、子ども自身も良い人間関係を築きやすくなります。
だからこそ、家庭、教育現場でも、この2つの言葉は意識して使うようにしたい。
人間関係を良くするために使いたい言葉は、「ありがとう」と「うれしい」の2つです。(196ページ)
じつは、この本を読んだとき、内容について半信半疑でした。
しかし、中学教師をしている友人から
「うまく指導できたときは、この本に書いてあることを知らず知らずにできていて、うまく指導できなかったときは、この本に書いてある視点が抜けていた時だった気がします。」
と言われました。
人間の問題行動に関わる仕事をしている人、そして、問題行動をたぶん必ず起こす「子ども」という存在に毎日触れている人は、知っておいたほうが良い内容でしょう。
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プロ弁護士の「心理戦」で人を動かす35の方法

上記ポイントの1つ 「一つの価値観を強制しない」という点では、
『プロ弁護士の「心理戦」で人を動かす35の方法』にも記載があります。
「自分の拠り所とする正義を一つのものに固定してしまうと、それが崩れたときに一緒に自分も崩れてしまう危険があります。複数の正義を持つことで、自分の感情が壊れないように保険をかけておくのです。」
価値観=正義をパーセンテージでとらえるというお話です。
こちらも併せて読んでみてくださいね。
プロ弁護士の「心理戦」で人を動かす35の方法

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弁護士石井琢磨です。
問い合わせがあるといけないので、ここに書いておきます。
現在、書籍のCMを、本厚木駅前の300インチあつぎビジョンで流しています。

8月3日時点での、主題歌は、
名古屋を拠点とするバンド「メロウブラン」さんに
「ミュージックファイター」
という曲を提供してもらっています。
無料で。
耳に残る音楽のようで、YouTubeで試験的に流した際に問い合わせが入っています。
このCM自体、裁判所帰りに、駅前であつぎビジョンを見て、
「あー、ここに流したら楽しいかもね」
と思いつき、1時間後には申込み、翌営業日に動画を提出
という、何とも短距離走的な全力疾走で実行しちゃったものです。
その際、せっかく動画を流すなら、
誰か音楽流したいミュージシャンいるんじゃないか?
と思いつきました。知り合い経由で
「無料で30秒の音楽を提供してくれる人いる?」
と打診してもらって、一番に手を挙げてくれたのが、メロウブランさん。
オファーからわずか数時間で音源を提供してもらえました。
ミュージシャンなのに、仕事はやいです(アーティスト系は、引きこもってウンウンうなって仕事に時間かかるイメージ)。
これにより、
私は、動画のインパクトがアップ
メロウブランさんは、曲を多くの人に聴いてもらえる
という構図ができました。
私にとっては、何のデメリットもない。
ええ、これぞ連帯関係です。
帯に書いてありますよ!

さらに、メロウブランさんも、なんだか喜んでくれて、
「本を応援します!」とファンの方にアピールしてくれているようです。

ありがとうございます!
ん?
なにか違和感が・・・
目をゴシゴシして、もう一度みてみよう。

東京厚木
まさか、
メロウブランさん、
東京の大型ビジョンで曲を流してもらっていると誤解している?
だから無料で提供した?
これは、錯誤・・・?
まあ、厚木もね、電車で20分くらいで、東京都の端っこにたどり着きますからね。
見なかったことにしましょう。
こういう連帯関係をうまく作り上げていきたい人はぜひ読んでみてください!
↓
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質問。
「道に1円落ちていたら拾いますか」
私は拾わない可能性が高いです。
時間がもったいないから、と考えてしまう気がします。
しかし、この考え方では、お金持ちになれないそうです。
私のライバルの一人である星野陽子さんの新刊
『ユダヤ人大富豪に学ぶ お金持ちの習慣』
によれば、業績のいい企業の経営者は、全員1円を拾うと答えたそうです。ま、まずい。
ユダヤ人大富豪に学ぶ お金持ちの習慣

星野さんは、四畳半から6億円の資産を築いたお金持ち。
資産を築くには、単に収入が多ければ良いというわけではありません。
「高収入なのに貧乏」という特集は、よくプレジデントなどの雑誌に出ています。
http://www.president.co.jp/pre/backnumber/2004/20040705/843/
年収1500万円なのに、サラ金やカードローンで家計が火の車という相談も多いです。
なぜでしょうか。
星野さんによれば、「お金持ちの習慣」がないからだそうです。
その習慣は、次の言葉に集約されています。
「どんなに頑張っても、それがお金を生まなければ頑張り損」
なんとも過激な主張です。
いやいや、違うよ、と思いますよね。
努力にも、意味はありますよ。
心が満たされるじゃないですか。
経験にもなるじゃないですか。
神様が見てくれるはずですよ。
そんなの関係ねえ!(星野氏)
「どんなに頑張っても、それがお金を生まなければ頑張り損」
1円を拾うのです!
すべては、お金という視点で考える。
だからこそ、6億円もの資産を築けたのです。
別に、この価値観に同意すべきとは言っていません。
私自身、この価値観には賛同できません。
でも、高所得なのに貧乏。
そんな人の悩みは、結局、お金。
お金で苦しむ。ストレスを感じる。稼いでるのに。
そんな人は、一度、試しに、この価値観で生きてみたら良いと思います。
そうすれば、苦しみから抜け出せるでしょう。
お金持ちは、別に贅沢をしているわけではありません。
私の知り合いのお金持ちは、普段はめちゃくちゃケチです。
星野さんも、支出についての厳しい考えを持っています。
87ページの星野陽子式節約術は、必読です。
・新聞の購読料は集金にしてもらう → 割引券や洗剤をもらえる
・年賀状は出さない → メールで済ませることで、50枚だと2500円節約できる
・美容サイトなどのモニターになる → 新商品がタダで試せる
ほかにも、資産家?と思わせる過激な内容が盛り込まれており、危険すぎてブログでは紹介できません。
このような行動に抵抗がある人もいるでしょう。
でも、すべては1円のため、お金のためです。
その積み重ねが6億を生み出したのでしょう。
そこまで資産家を目指していない、という人も、お金に関して不安を抱いている人は、一度この考えに触れておいたほうが良いと考えます。
ちなみに、星野さんが、どうして、ここまでお金視点になってしまったのか。
四畳半の部屋で育ったというコンプレックスなどが原点のようです。
これに関して、本書には、次のような記載があるのですが・・・
プロポーズしてくれた商社マンもいましたが、私の実家が持ち家でないことがわかったとたん、別れを告げられてしまいました。
こ、この論理はどうでしょうかね。
星野さんの新刊は、Amazonで私の『プロ弁護士の「心理戦」で人を動かす35の方法』を見ると、
よく一緒に買われている商品として表示されます。

ぜひ2冊あわせて読んでみてくださいね。
ユダヤ人大富豪に学ぶ お金持ちの習慣 | |
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弁護士石井琢磨です。
地元の友人やら、親族やらから、「本が厚木に売ってない」と指摘されていました。
部数と配本はなかなかコントロールできず、申し訳なかったのですが、
出版社さんと店舗さんのご協力により、駅前の書店では展開されるようになりました。
以下の店舗では並んでいますので、ぜひ足を運んでみてください!
●本厚木駅
有隣堂厚木店2階はビジネス書のコーナーです。かなりの展開をしていただいていますので、一番わかりやすいです。
●海老名駅
なかでも、有隣堂厚木店さんが、もっとも展開してくれています!


おかげさまで、

8月2日現在、本厚木駅前のあつぎビジョンでCMを流しています。
有隣堂厚木店さんは、このあたり。

写ってなくて申し訳ない!
書店に足を運ぶと、いろいろな発見があったり、本との出会いがあります。
ぜひ行ってみてください!
できれば買ってください!!
プロ弁護士の「心理戦」で人を動かす35の方法

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