備忘録2012
自分のための備忘録。

ブログ上にデータを残しておくと便利なので毎年記録しています。


2012年、一番の目標は、ちっとも進まず霧の中を彷徨い続けているのですが、それ以外は順調。


今年は、人生で一番「やせた」と言われた一年でした。
たしかに体重は減り、高校入学時を下回る体重まで落ちてしまった。

その原因は、朝食を野菜ジュースに変えたことです。
昼食をガッツリ食べても、おやつを食べても痩せていきます。
野菜の酵素が原因のようです。
事務所のダイエットしたいという弁護士に、この方法を全力でプレゼンしたのですが、不採用。朝食ってそんなに大事ですかね?

関連エントリー:半日断食




2012年の読書量。

仕事関係・雑誌・小説以外で622冊。
今は、紙媒体とiPadを3:7くらいの割合で読んでいます。
本をけっこう活用できた1年でした。
これ以外に漫画も幅広く読みました。


今年買ったものの中で、一番生活を変えたのは、・・・ジューサーですかね。

仕事の効率を上げたのは、遅ればせながら導入したデュアルディスプレイ。
デュアルディスプレイ



事務所の弁護士が先に導入したので、真似してみたらかなり良かったです。
PDFやブラウザをみながら法律文書を作成できるのは思った以上にラクでした。


目標達成率

年初に書いた10個の目標、6個は達成。
最近、目標達成率は60パーセントが続いています。
紙に書いたら、意外な形で達成できた目標もありました。


2013年は、リアルな現場を大切にする年にします。

みなさま、よろしくお願い致します。


関連記事
2012/12/31(Mon) | 雑談 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
誰もが「死」に向かって走っているときに何を考えればよいのだろう
「やればできる」は幻
ほとんどの人生は負けで終わる
誰もが「死」に向かって走っている



弁護士石井琢磨です。

おもいっきりネガティブな始まりですね。
今年は統計上の自殺者は減っているものの、周囲で亡くなられた人が多く、悔しい年でした。

冒頭のネガティブワードは、為末大さんの『走りながら考える』の目次からピックアップしたもの。

走りながら考える
走りながら考える



「陸上部出身者としては読んでおかなければ」と手に取った一冊です。

陸上400mハードルで3大会連続オリンピックに出場。
銅メダルを2つ取った選手です。
2012年夏に引退したとのこと。

そんな為末さんが書いた自己啓発書なのですが、冒頭の紹介のように、なんともネガティブな項目が目立ちます。

「やればできる」は幻
ほとんどの人生は負けで終わる
誰もが「死」に向かって走っている


しかし、これが現実。彼は自分でも認めているようにリアリストです。
当初は100mを走っていたところ、勝てる分野として400mハードルに転向した。
こんなところからも、現実を受け止めて闘う姿勢が見えますね。

実際に厳しいレースをくぐり抜けてきたからこそ、現実的な話を伝えたかったのでしょう。

もちろんネガティブな内容だけではなく、私たちに新しい視点を与えてくれる内容です。
少しだけ紹介してみます。

1 勝利そのものは自信にならない

なんですと?
勝ったという成功体験こそが自信を生むのではないのか?

彼は、「本番で勝負強い選手は、自己肯定感が強い」と説明しています。
「自分は大丈夫」という自信です。
勝負どころでは、この自己肯定感が大事です。

このような気持ちって、過去の成功体験から来るものと思っていました。
「あそこで成功したのだから、今回も大丈夫」と自分に言い聞かせるものかと。

しかし、彼は違うと言います。


むしろ勝負どころで頼れるのは、あのとき転んだけどまた立ち上がったじゃないかという気持ち。「あのとき俺は勝ったじゃないか」というよりも、「あのとき自分は逃げなかったじゃないか」というほうが、明らかに自信につながる。自分の「立ち上がり際」が自信になる。




ハードルという競技では、転倒することがあります。

ハードルで転倒し、勝てる可能性がなくなったレースでも全力で走る。
逃げない。結果よりは、プロセスにおける自分の気持ち。

その気持ちこそが、将来の自信につながるというのです。

「逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ・・・」ってやつですよ。


2 衰えた今を前提に目標を決める


陸上のトラック競技は、他のスポーツと比較すると、肉体の衰えを技術で補える余地が少ないです。
50歳で100mの世界記録を出す、というのは今のところ難しそうでしょ?
筋力が落ちると、記録も落ちる。しかも、結果は、タイムという数字で明確に比較されます。


多くの選手は、タイムが落ちていく体験をする。
為末さんも同じで、この本では、そのような衰え、下降をどう捉えるかについて詳しく説明しています。

大事なのは、現状における目標設定。
過去の結果から離れた、現状を見て、そのうえで目標を決める。
これって難しいですよね。

ベストタイムが9秒台の選手は10秒1を目標にすることが難しく、メダリストは決勝進出を目標にすることが難しい。自尊心や自負心などが邪魔をして、自分を小さく扱うかのように思えてしまうのに加え、「目標を下げること=弱気」と解釈され、下方修正は許きれない文化も影響している。




銅メダルを取ったらインタビューされます。

「次は何を狙いますか?」

「金です」

言っちゃいますよね、やっぱり。そう期待されちゃいますし。


自分が衰えているときには、過去の結果、それに伴う評価はいったん忘れて、今の自分にできることを、恥じずに考えましょう。

今の自分の評価、他人からの評価に重きを置く人間は、こだわりが捨てきれずに伸びが止まる。「今はこんなものでしかない自分」をちゃんと認めて、それでも前を向き続ける人が成長できる人なのだと思う。




3 ピークの波を感じる

陸上競技は、そのときの調子によってタイムが変わります。調子の波があるのです。
いかにレース時に調子をよくするのか、ピークの設定も技術の一つなのです。

調子が悪いときにはケガもしやすい。
無理してはいけないのです。

為末さんは、自分のコンディションを筋肉の硬さで測っていたそうです。
筋肉が疲れているときには、レース直前でも練習を控えるそう。

レース直前の11日間で練習を1回しかしなかったということもあったそうです。

これはかなり勇気がいります。
大事なレースの前に練習しない?
怖いじゃないですか。
なんとなく練習しておいた方が良いと思っちゃいますよね。普通は。

しかし、その恐怖を振り切っても、自分のコンディションを優先する。

この発想は、スポーツの世界だけではなく、社会で働く場合にも大事なのではないでしょうか。


世の中には「もう限界だよ」と身体が訴えかけているのに、「忙しくて休めない」とか「ま
だまだ大丈夫」と勝手な思い込みと理屈でピーキングなどまるで無視してしまっている人が驚くほど多い




この3つの視点だけでも、今なにをするのがベストか、考えることができるでしょ?

ハードルで転んだのはしかたがない。

「今」を受け止めようではありませんか。

自殺している場合じゃありません。


走りながら考える
走りながら考える為末 大

ダイヤモンド社 2012-11-23
売り上げランキング : 3569


Amazonで詳しく見る
by G-Tools


関連記事
2012/12/27(Thu) | | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
「○○が増えている」
数字は客観的ではない、主観的に表現されるものだ



弁護士石井琢磨です。

「○○が増えている」と発表されることがありますが、事実とは限りません。

数字はコントロールできてしまうからです。

消費者法ニュース93号では、大阪府による「ヤミ金が増えている」とのコメントに対して疑問を投げかける記事がありました。

大阪府は、改正貸金業法施行以降、ヤミ金の被害が増えているとコメントしていたそうです。
しかし、その根拠は、大阪府が行っている相談件数とのこと。
この件数は、平成22年度までは10~30件程度なのに対し、平成23年度は139件に増えています。

うちの事務所でもヤミ金の相談は定期的にありますが、こんなに急増していません。
大阪にヤミ金が集まっているのでしょうか?

違います。
数字がコントロールされているのです。

相談件数という数字は、作り出す過程でコントロールが可能です。

「相談受付中!」と広くPRすれば、今まで相談できなかった人が相談するようになります。

そのために件数が伸びただけ、という可能性もあります。


消費者法ニュースの記事では、このように相談件数をもとにヤミ金の被害が増えているというコメントは不正確ではないかという疑問を投げかけているのです。


このような数字の急増は、犯罪統計上もよく見かけます。
昔からあった被害について、相談窓口を設けたために数字が増えることはよくあります。
性犯罪、DV、ストーカーなどが典型です。

被害は前からあったのに、相談しやすくなったため相談件数が増える→被害が増えているかのように表現される。


このように「○○が増えている」という発表の場合、根拠となる数字はコントロールされている可能性があるのです。




また、そもそもの定義をコントロールすることもあります。

「○○とはなんぞや?」

たとえば、振り込め詐欺

「振り込め詐欺は増えている」という報道があったとして、
そもそも「振り込め詐欺」ってどこまで?というのが曖昧なのです。

典型的な振り込め詐欺は、かつて「オレオレ詐欺」と呼ばれたものののように、知り合いを装って振り込むように騙す手法でした。
しかし、その後、架空請求のように、単に支払義務があるかのように装って振り込むよう騙す手口もここに含まれたり、
親族を装った手口であるものの、振り込みではなく、現金手渡しというタイプも、現金手渡し型の振り込め詐欺(なんじゃそりゃ)と位置づけられたりします。

振り込め詐欺が増えている、と報道された場合も、何が増えているのか実態をみないとわからない可能性があります。

「振り込め詐欺が増えているんだ、うん、気をつけよう」と言って、架空請求に引っかかっては仕方がありません。

大事なのは、「○○が増えている」という、うわべの情報だけに騙されないことです。
実態を見ていきましょう。




アンケートの結果は、数字が操作されやすい。

最近、大学生における「mixiのシェアが97%から2%に激減」という情報をよく見かけました。
新聞でも見た記憶があります。

そこまで減ってるか?

確かにfacebookで十分ともいえますが、匿名であれだけの規模のSNSを98%の大学生が使っていないとは考えにくいです。

怪しいと思って調べたら、すでに調べてくれた人がいました。

http://news.livedoor.com/article/detail/7245514/

97%や2%という数字は、大学生のアンケート結果によるものです。

ところが、
97%というのは、2010年の結果で、「利用しているサービス」は何?
という質問に対して、約97%の大学生がmixiと回答したというのが根拠。

これに対して、今回の結果では、
「利用しているSNS」は何?という質問に、約70%の大学生がmixiと回答。

あれ?2%ってどこから?と思ったら、

最も利用しているSNS」は何?という質問に、mixiと答えた大学生が約2%
とのこと。

「最も」


要は、mixiは一応使ってるけど、メインじゃないよね、という大学生が多いということ。


mixiのシェアが97%から2%に激減

というのは、数字の元になっている質問が違うのです。

リンク先の画像を見れば一目瞭然です。


アンケート結果というのは、質問によって表現の幅が違ってきます。
今回のように複数の質問をすることで、違う数字を導くこともできてしまうのです。




このような「○○が増えている(or減っている)」という発表が、何らかの意図をもってされることもあります。
気づかぬうちに誘導され、SNSで拡散しちゃっているということもあります。

踊らされないように気をつけてくださいね。



ご相談は相模川法律事務所ホームページへ

弁護士石井琢磨twitter

ランキング参加中です→人気blogランキングへ


関連記事
2012/12/21(Fri) | 消費者問題 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
ペニーオークションの問題点
いくら頑張っても買えないオークション・・・



弁護士石井琢磨です。

先日、ペニーオークションで逮捕者が出ました。全国初の摘発とのことです。
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20121207_577809.html

ペニーオークションは、落札しなくても入札自体に手数料がかかるもので、平成23年1月に国民生活センターが注意を呼びかけています。
http://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20110124_1.html

消費者問題についての業界誌『消費者法ニュース』でも、平成23年7月に記事が掲載され問題にされています。

何が問題なのか、3点とりあげてみます。


1 「偽りの安さ」に釣られてしまう


ペニーオークションは「市販価格よりも安く落札できる」と広告されることが多いです。
ときには芸能人が宣伝したりもしていました。

しかし、このペニーオークションは、落札した代金以外に、入札回数に応じて手数料がかかるのです。

ペニーオークション



普通に買うと1万円の商品。
4000円で落札できた。
が、7000円の手数料がかかる。
ということが起きます。

ところが広告では、「1万円のものが4000円!」
というように手数料が無視されて記載されたりします。

平成23年3月の時点で、このような広告は、景品表示法違反だとして、
消費者庁から措置命令も出されたりしました。
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20110401_436649.html


このオークションシステムでは、買う側からすれば、安くなるのはほぼ当然です。
入札する側からすれば、支払う額は、「落札金額+入札手数料」と考えます。
自分が払える落札金額自体は、市場価格から入札手数料を引いた金額で考えるでしょう。

冷静ならば。

この入札手数料がかかる、ということを認識していないというケースが一番目の問題です。


2 サクラによる価格釣り上げがされる。



誰でも参加できるというオークションというシステム上、サクラが参加して価格を釣り上げることが起きます。

サクラは、業者に対して、同じ立場のように装うことで、正常な判断を妨げる人です。

本当は誰も競合がいないのに、サクラがいることで、高い買い物をしてしまう。

ペニーオークション




不動産屋が「この物件は人気なので、今決めてもらえないと、間に合わないかもしれません。」とよく言います。
一歩進めて、誰も希望者がいないのに架空の電話を使ったりして、競合相手がいるかのように装ったりすることがあります。

このようなサクラによる価格釣り上げ自体は、通常取引でも、一般のオークションでもあり得る話です。

ペニーオークションでの独自の問題は、購入という最終行為の前の段階、入札というプロセスの段階で費用が発生する点です。

ペニーオークション



上記のとおり、ペニーオークションでは入札自体に費用が発生します。買えなくても途中の費用は払わないといけません。


競合が現れたとき、ふつうは考えるはずです。

「ここまで2000円を使ったのだから、もう戻れない

これは、サンクコストと呼ばれます。

それまでに費用をかけてしまっていると、「もったいない」という考えが優先して、正常な判断ができなくなるのです。

サンクコストには、お金以外に時間をコストと考えることもあります。

「こんなに司法試験の勉強を続けたのだから、今さらやめられない」


ペニーオークションでも、入札にかけた時間、さらに入札手数料というお金がかかっている点が問題なのです。

サンクコスト×サクラ


この構造で価格が釣り上げられてしまうのです。



3 買えないオークション


サクラ問題は、出会い系サイトの初期から叫ばれていました。
女性だと思っていてやりとりしていた相手が、実は男性。
相手はサクラなので、会う約束をしても直前でキャンセルされるなど、出会えない。
メール1回いくらなどの手数料だけ取られる。

これでは『出会えないサイト』ではないか」と言われたものです。

出会えないサイト




ペニーオークションで最も悪質なのは、これと同じ構造で、買えないシステムになっているケースです。

オークションというシステム上、一番高い金額で入札した人が買えるわけですが、
ふつうの人は「これが限界・・・」というラインを持っているでしょう。
多くの場合、市場価格と比べて、高すぎる場合には、身を引くと思います。

問題は、ペニーオークションでは、運営会社が出品者という点です。

入札というプロセスでお金がかかる=運営会社の利益が出る
という構造なので、運営会社は、物が売れなくても問題ありません。

ペニーオークション



物がずっと売れず、適当に入札し続けてもらえれば利益が出続ける構造です。

出品物は存在しないかもしれない。

ここにサクラが入ると、さらに怖い。

普通の人なら絶対に手を引く金額なのに、入札し続けるサクラがいれば、普通の人は買えません。

サクラだけが落札し続けることになります。

サクラは実際には入札手数料を払わない・物を買わないので、競っていた人だけが入札手数料を払って終わり。
これが延々と繰り返される可能性があります。


ペニーオークション



サクラが買うので、物はなくても出品できてしまいます。

適当な人気商品をネット上に乗せて、サクラに落札させることで業者は延々と利益を出し続けられるのです。

さらに、「出会えないサイト」では、サクラは相手にメールを返すなどの個別対応が一応は必要。
実際に人件費がかかることがほとんどでした。
しかし、ペニーオークションのサクラは、ただ入札を繰り返すだけで良いのです。
人は不要。プログラムでOK。
一度作ってしまえば、コストはかかりません。

このようにして「買えないオークション」システムはできあがるのです。

もちろん買えないのに、手数料を取るわけですから、このケースは明らかに詐欺です。




以上のような3点が、1年以上前から問題視されていたのですが、今回、初めての摘発となります。

なぜ、こんなに時間がかかってしまうのでしょうか。

証拠が少ないのです。
サクラかどうかというのは外部からはわかりにくい。
入札過程がすぐに消去されてしまうケースも多いようです。
このような場合、公的機関への相談件数などの周辺から攻めることが考えられますが、サイトも一定期間で閉鎖する、とされてしまうと件数が積み上がる前に逃げられてしまいます。

今回逮捕されたケースは、どうやって証拠を確保したのだろうか?


と報道を見てみると、


「会社役員の男は、スマートフォンのアプリを装い、電話帳データを抜き取るウイルスを保管したとして、不正指令電磁的記録(ウイルス)保管容疑で京都府警が10月に逮捕していた。」
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20121207_577809.html



別件の捜査過程で、たまたま発見されたようです。

根本的な解決方法はまだ確立されていません。


ペニーオークションには、こんな構造的問題がありますので、利用する人はリスクに気をつけてください。
リスクを取って参加するにしても入札記録などの証拠化はしておいたほうが無難です。



ご相談は相模川法律事務所ホームページへ

弁護士石井琢磨twitter

ランキング参加中です→人気blogランキングへ



関連記事
2012/12/13(Thu) | 消費者問題 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
横浜弁護士会の名前はそのまま
弁護士石井琢磨です。

昨日、横浜弁護士会の総会が開催され、弁護士会の名前を変えるかどうか議論がされました。

結果として、変更のための可決要件を満たさず、名前はそのまま横浜弁護士会だそう。
http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1212050006/

報道によると「総議決数1083のうち、賛成は684で、可決に必要な3分の2以上である722に38足り」なかったそうです。

私は、まことに残念ながら、裁判員裁判の公判前整理手続期日と重なってしまったなどの諸般事情により総会には出席できず、委任状を渡していました。


この名前を変えるかどうかの議論は3回目。

2回目の総会には出席しましたが、もうえらく長い時間、議論し、参加していただけで疲弊した記憶があります。


今回も長引くのだろうと思っていたら、

13時半から始まって終わったのは22時30分すぎだそう。


9時間・・・?


タイタニックを3回観られますかね。


事務所から総会に出席した香崎弁護士の予定表には、

横浜弁護士会総会



最悪20時までは仕方ない
という覚悟が書かれていましたが、まだ読みが甘かったようです。


この議論は総会の会場だけではなく、数ヶ月前から弁護士会のメーリングリスト上でもされていました。
私もちょっとブログに書いたりしたました。
http://sagamigawa.blog73.fc2.com/blog-entry-634.html

関係者や出席者のみなさん、お疲れさまでした。



知り合いの税理士に、居酒屋で前回の総会の話をしたら笑われましたが、今回の9時間はどうでしょうかね。



関連記事
2012/12/05(Wed) | news | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
奨学金を借りる前に意識しておきたい3つのこと
奨学金でブラックリスト!
奨学金は人生で2番目に高い買い物!?
相続で漏らしがちな奨学金の保証債務



弁護士石井琢磨です。

消費者法ニュースに、奨学金督促の記事が載っていました(93号、139ページ)。

最近、奨学金の支払ができずに自己破産をする人も増えてきています。

奨学金は学生時代に借りて、社会人になってから返すものです。
社会人になっても十分な収入が得られないと、そこから借金人生へと進んでいくことになります。
いや、むしろ今は借金すらできないかもしれません。

2010年あたりから、奨学金について督促が強化されたそうです。
日本学生支援機構では「債権管理部」が設置され、担当者が日常的に裁判所に行くようにもなったそう。

督促はシステム化されており、記事によれば、
延滞1~3カ月で電話の督促、書面での督促、
延滞4カ月で回収をサービサーに委託、
延滞9カ月で自動的に支払督促がされるそうです。

サラ金のようです。

2010年度からは、信用情報機関への登録もされているそう。

延滞すればブラックリスト。


審査に引っかかり、クレジットカードも作れない、借金すらできないということもあり得ます。

もちろん借りたものは返す義務があります。貸した側からすれば、回収率を高めたいのは当たり前です。

しかし、奨学金を利用する人の感覚は、奨学金でここまでされるの?というものではないでしょうか。

利率は低いですが、万一、返済が遅れた場合には、上記のようなシステムで督促がかけられることは意識しておく必要があります。


利率が低いといっても、今や、奨学金は「人生で2番目に高い買い物」と言われるそうです。

2番目って、家の次・・・?

そこまで高い買い物かどうかは、もちろん、いくら借りるかによって違います。

日本学生支援機構のサイトではシミュレーションが可能ですので、試してみましょう。


私も試算してみました。

入学時に特別融資30万円、その後4年間、月に8万円を借りました。
機関保証制度をつけたところ、
借りた金額の総額が414万円、
返済総額は約557万円、
2017年から20年にわたって毎月2万3245円を返済するそうです。

奨学金




たしかに、まとめてみると、かなりの金額です。
人生2番目というのは本当かもしれませんね。
総額も意識しておいた方がいいでしょう。



最後に、この奨学金、意識しておかなければならないのは、保証人です。

親を含めた家族が保証人になっていることが多いのですが、普通の借金よりも意識しにくく、保証人になったこと自体忘れていることが多いです。

20年にもわたって返済義務が残る借金の保証を家族がしていることがあるのです。

このことから、親が亡くなった後、「親には借金がない」ことを前提に相続したら、
忘れたころに奨学金の請求がされる
ことが想定されます。

ふだんから、保証人になった借金については整理をしておく必要がありますが、
忘れやすい奨学金については、よりその必要性が高いでしょう。

子供が奨学金を借りていたという人は、現時点で、保証人になっているかどうか、整理しておくことをオススメします。


ご相談は相模川法律事務所ホームページへ

弁護士石井琢磨twitter

ランキング参加中です→人気blogランキングへ




関連記事
2012/12/04(Tue) | 消費者問題 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
 ホームに戻る