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住宅ローンが払えなくなる3つの原因
弁護士石井琢磨です。

現在、私は34歳です。同年代の友人たちが、住宅ローンを組んで家を購入した、とよく聞くようになりました。

一方で、仕事上、過去に住宅ローンを組んで家を購入したけど、支払が厳しくなり、借金漬けになって相談に来られる方をたくさん見ています。その結果、個人再生手続で借金を圧縮する人や、ときには自己破産をして家を失うという人もいます。


住宅ローンが払えなくなり、借金漬けになる原因を見てみると

・離婚
・収入減
・教育費の増加

が目立ちます。

離婚をすれば、世帯収入が減りますから、支払が厳しくなるのは当然。そもそも家の維持にモチベーションがなくなることも多い。
統計上、離婚の件数は、大まかなトレンドで見れば増加傾向にあります。
http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/tokusyu/rikon10/01.html

収入についても、統計上、民間給与の平均値は下がっています。
http://nensyu-labo.com/heikin_suii.htm

教育費は初期段階ならコントロール可能だと思いますが、小さい頃から私立に通わせたりすると、それを前提に考えなければならなくなります。


このようなリスクも考えて家を買うなら、精神的なメリットもあると思いますし、好きにすれば良いと思います。
前提を考えないで住宅ローンを組んじゃうと、大丈夫か?と不安になります。

将来のシミュレーションくらいしておきましょう。

家計上のシミュレーションを大まかにやる方法として、こちらの本が参考になります。


35歳貯金ゼロなら、親のスネをかじりなさい! ~一生お金に困らない2世代マネープランニング~
35歳貯金ゼロなら、親のスネをかじりなさい! ~一生お金に困らない2世代マネープランニング~





35歳貯金ゼロ、というタイトルに34歳の私はドキッとしましたが、ファイナンシャルプランナーの方が書かれた本です。

今後のライフイベントを書き出す、
キャッシュフローの表を作成する
という箇所が参考になります。大まかなシミュレーションができます。

悲観的なシミュレーションしてみて、支払が行き詰まりそうなら、無理してローンを組むのではなく、親のスネをかじる発想もありだと思います。

ニートになれ、という意味ではなく、親世代も踏まえた全体的な未来を見た方がいいのです。
日本全体で見たとき、高齢者となる親世代も、それなりに負担をしないと日本はもたないでしょう(負担が経済的かどうかはともかく)。

それに現役世代が親世代と財産の話をすることで、詐欺や悪質商法被害の早期発見に役立つこともあります。


親のスネをかじる方法には、それはそれでデメリットもあると思いますが、そもそも完璧な選択肢なんてありません。一つの選択肢として検討してみてはいかがでしょうか。


みなさん、不動産広告の空気にだまされないように。


●今日の言葉

「子孫に遺すべきは、財産ではなく『自分で生きる力』である。」
『渋沢栄一 逆境を生き抜く言葉』より
渋沢栄一逆境を生き抜く言葉 (East Press Business)
渋沢栄一逆境を生き抜く言葉 (East Press Business)




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2011/08/19(Fri) | 借金問題 | トラックバック(1) | コメント(3) | page top↑
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