先週の支部法曹三者協議会で、裁判所から弁護士会に要望が出されました。
そのとき、あれ?と思ったのですが。
今週、法廷で、裁判官から求められました。
こちら側から裁判所に提出している書類のデータを裁判所に提出して欲しいというもの。
フロッピーで。
そうだ、うちの事務所には、フロッピーがない。
私がまだ修習生だったころ、民事裁判の修習で、担当裁判官は、弁護士から書面のデータをフロッピーに入れて受け取っていました。
判決文で、原告の主張、被告の主張として記載するため。
たしかに、原告や被告の主張を引用する場合、データがあった方がラク。
いちいち、そのとおり打ち込むより、遙かに生産的です。
裁判官の頭をそんな作業に使うなんて勿体ないですから、これには賛成。
今回も協力したかったのですが。
裁判官
「原告代理人、データをフロッピーで出してもらえます?」
私
「ええっと・・・
うちの事務所に、フロッピーがないんですけど」
データはLANで共有してるし、モバイルでスタッフとやりとりするときもメールだし。
ほとんどのPCにFDドライブがない。
そういえば、家に古いUSBのドライブがあった気がするが、VISTAで使えるか分からない。
フロッピーなんて単語自体、久しぶりに聞いた。
裁判官
「・・・」
私
「いや、えーっと、メールなら送れますけど」
「裁判官
「・・・」
私
「あ、あとはUSBメモリとか」
裁判官
「じゃあ、それで」
はずみでUSBメモリと言ったものの、事務所にあるのは、全部VISTAのメモリとして挿しっぱなしにして使ってるやつだった。
ipodならあるんですけど、これ持っていくかな。
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