1年が終わりそう

今年ももう終わりだね、じゃなくて、まだ何時間かある、という発想の石井です。

今年は、自分の中の時間概念が大きく変化した年となりました。



私は、毎年、自分の目標を立てています(毎年といっても、今年が初回ですが)。



12月まですっかり忘れてた

来年からは、しっかり手帳に貼っておきましょう。





今年の目標の達成度。

1.メールアドレス・ウェブサイトの確立→達成

2.○円貯金する→未達成

3.移動時間などに知識をつける→達成

4.体力をつける。走っても膝を痛めない→未達成

5.プライベートな目標→未達成

6.年間○円以上書籍費として使う→達成

7.売上○円→達成

8.法律相談・当番の際に使う資料作成→未達成

9.思いっきり休む日をたまに作る→まあ達成

10.自宅用のパソコン移行→達成



達成率60%。



未達成のものにはやむを得ないものもあるので、達成率はこんなものでしょう。



来年の目標は、一言で表せば、システム化です。

いわば我慢の年です。

うまくいけば、お客さんへのサービス度は相当に上昇するはずです。



それでは、来年もよろしくお願いします。







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2007/12/31(Mon) | 雑談 | トラックバック(0) | コメント(1) | page top↑
過払い金の判例
年末にも、過払い金に関する報道がされていました。

消費者金融の返還額がいくらになったとか

どこかのひまわり基金の弁護士がいくら回収したとか

そんなニュース。



どちらも大したニュースではないです。

法的に返すべきものは、返還して下さいということに過ぎません。

来年は業者の淘汰がさらに進むと思いますが、そういう業者は、法律の範囲内で営業できていなかったということ。





今年は、この分野で混乱が起きました。



2月13日の最高裁により、現場が混乱しています。

裁判官も混乱しているらしいです。

弁護士も人によって違うこと言います。

充当問題では判断が大きく分かれています。





いま争われている多くのケースが



k-kongo


このように、いったん基本契約が途切れているケース。

そう遠くない時期に最高裁が何らかの判断はすると思います。



私は、消費者法ニュースなどの雑誌にも載っている消費者側に最も有利と思われる考え方を裁判では主張していますが、来年はどうなることやら。





今年の大きな判例を振り返ると





平成19年2月13日

k070213



この判決では、基本契約のことを、継続的に貸付けが繰り返されることを予定したものとしています。



このような基本契約がないケースで、2本の単発的な貸付がされ、1本が過払いになったときに、もう1本の貸付に充当されるか、という判断。



基本契約が締結されていない場合において、「基本契約が締結されているのと同様の貸付が繰り返されており、第1の貸付けの際にも第2の貸付けが想定されていたとか、その貸主と借主の間に第1貸付け過払金の充当に関する特約が存在するなどの特段の事情のない限り」充当されないと判断しました。





当然充当を否定している点で批判が多い判断だと思いますが、基本契約がない事案での判断だと割り切ってしまうのも一つの方法。でも、そうすると、事実認定の問題になっていくという新たな問題が発生します。









平成19年6月7日

k070607



基本契約が2本あった例。



消費者側の弁護士が、基本契約内での充当のみを主張していたようで、基本契約を超えての充当についてわかりやすくは書いてありません。



言葉尻をとらえると、過払い金発生時に他の債務が存在していない場合の充当を否定しているように読める箇所もあるのですが、



「債務の弁済は、各貸付けごとに個別的な対応関係をもって行われることが予定されているものではなく、本件各基本契約に基づく借入金の全体に対して行われるものと解されるのであり、充当の対象となるのはこのような全体の借入金債務であると解することができる」としています。



結論部分は高裁の判断と一緒なのに、あえてこのような判断をしたということは、基本契約を超えての充当を認める趣旨ではないかという解釈もあります。



事案としては、基本契約内では、継続的な貸し借りがあるので、過払い金発生時にない債務でも充当する合意を含んでいるという構成をとって、充当を認めています。













平成19年7月19日




k070719


基本契約はなく、何度か貸付がおこなわれていたが、ほとんどが借り換えであり、1度だけ空白期間がある事例での判断。



空白期間は約3か月半。





「長年にわたり同様の方法で反復継続しておこなわれたものであり」、空白期間後の「貸付けも、前回の返済から期間的に接着し、前後の貸付けと同様の方法と貸付条件でおこなわれたものであるというのであるから、本件貸付けを1個の連続した貸付取引であるとした原審の認定判断は相当である」

との事実認定のもと、1個の連続した貸付だから、充当合意を含んでいたとして、充当を認めました。





k-kongo



この流れで、基本契約の分断があるケースでは、どのような判断がされるのか、来年以降の最高裁に注目です。





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2007/12/30(Sun) | 過払い | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
仕事納めらしい


今日で、仕事納めでした。



事務所は。



事務所は。



私は?



・・・



明日の昼までには



いや、明日の15時ころまでには、仕事納めとしたいものです。





最近、5時起きで飛ばしていたのに、納まりませんでした。



きっと、全国の8割の弁護士は納まっていないに違いない。



考えてもみよう。



これだけ飛ばして、ほとんど休まず仕事してたのに、カレンダー通りに仕事を納めてしまって、一週間も休んで良いって言われたら、逆に身体壊しそうなもんです。

100メートル全力で走り切った直後に後ろ向きに走りだすようなもんです。



だから、これで良いのです。

納まらないくらいでちょうど良い。



アグレッシブなプラス思考がマイブームです。









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2007/12/28(Fri) | 弁護士日記 | トラックバック(0) | コメント(1) | page top↑
簡裁ウォッチング


ある簡裁で弁論期日がありました。



私の事件の番まで、結構待たされます。

最近の簡裁は、どこも混んでいます。



待っている間は、たいてい書面のチェックとか判例読んだりしているのですが、たまに法廷のやりとりを見ます。



今日、妙な会話が聞こえてきたので、思わず見てしまいました。



ただの過払いの裁判かと思ったのですが、被告は、業界でやたら問題が多い消費者金融会社。

従業員が被告席に座っています。



原告から、訴えの変更があったようですが、被告側が何も対応していないようで、裁判官がお怒り気味



裁判官

「被告は、何も書面出してないですね」





消費者金融

出してないですね~





「反論があれば、主張してもらいたいんですけど」





ああ、反論・・・





「今後、どのような主張をされる予定ですか?」





ああ、主張・・・





「今後、主張する予定はないんですか?」





主張ねえ・・・





「主張あるなら、しなよ」





主張ないっすね。



ええええええええええ

あんた、なにしに来たの?

この会社は、次々にいろんな従業員が法廷にやってきて、時間稼ぎとしか思えない主張を繰り返す傾向があるのですが、この従業員、潔し!!



裁判官もびっくりしてます。





「ええ?主張ないの?





ないっすね



もう後には戻れない従業員





「主張ないってことは、原告の主張を認めるってことで良いの?」





はあ、もういいっすよ



あんた、本当に大丈夫?当事者じゃないけど、かなり心配です。





「原告の主張を認めるなら、判決ってことでいいの?」





はあ、いいっすよ





本当にわかってんのか?



被告側が、すべて訴状記載の事実を認めるということで、その場で判決が言い渡されました。



あの従業員、会社に戻って大丈夫なのでしょうか。

諸悪の根源は私にあります、とでも言い訳するのでしょうか。





私も、別の裁判所で、この会社とやりあってるんだけど、彼が法廷に来てくれないかな







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2007/12/25(Tue) | 過払い | トラックバック(0) | コメント(1) | page top↑
改める


以前、ノニジュースの記事を書きました。



書いた直後に、相談予約が連続してキャンセルされたのは気のせいですか!?



お茶代わりに出したりしませんから。





結局、今日までに、うちの事務所でこれを飲んだのは、私の両親と以前の事務所の事務員だけ。



集客失敗です。



私の親は、飲むなり「元気になってきた」と胡散臭い事を言い、事務員さんは「普通に飲めますよ」と言っていました。さすが若い人は言うこと違います。普通に飲めるなら、ボトルごと持って行ってくれと言ったのに、即断られたので、きっとあれは社交辞令(ノニ世界の人への)だったのでしょう。





最近6時に事務所に行って書類作成したり、23時頃まで事務所で作業していたり、か弱い私としては、いつ倒れてもおかしくない生活をしていたのですが、今も無事なのはノニジュースのおかげなのでしょうか。ノニジュース万歳。



最近読んだ本で、このように自営業者が自分の時間をどんどんと仕事に費やすことは、お金をギャンブルにつぎ込むようなものだ、という主張を目にしました。



納得する部分もあったので、生活を改めたいと思っています。

ノニジュース作戦も改めたいと思います。





少し前、自営業をしている友人がお祝いにくれました。



071212


「・・・ えっと、これはなに?」





どくだみ茶だよ





みればわかるけど、これをどうしろと?」





お客さんに出したら?





さすが自営業の先輩

よーし、今度はどくだみ茶による集客を・・・(冗談ですから!)





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2007/12/13(Thu) | 弁護士日記 | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
おとぎ話風愚痴

ある島の話。



ある島では、ボランティアのような仕事をみんなでやっていました。

人助けの仕事です。

みんな、本音ではやりたくないけれど、みんなで分担すれば負担が少ないので、仕方なくやっていました。





ところが、ある日、この島に、本国の政府がやってきました。



政府は、少しずつ島民の仕事を管理していきました。



自由にやっていたことができなくなってしまいました。

島民のトップが、あっさり本国に管理を許してしまったからです。





ある島民は、それまでのように人助けの仕事をしようとしました。

あるところに捕まった人を助ける仕事です。



しかし、政府の人に言われてしまいました。





島民さん、この申込書はもう使えない





「ええ?だって、これって最近変わったからって、ネットでダウンロードした契約書ですよ?」





とにかく使えないことになったのよ。

 人助けの仕事を続けたいなら、もう一度捕まった人のところに行って、あたらしい申込書に署名をしてもらいに行ってね。






「ええ?

 だって、書いてある内容同じじゃないですか。

 これじゃダメなの?一生懸命書いたのに」





とにかくダメなのよ。あたらしい申込書に署名もらってね。

 たしか、政府から、ピンクの冊子が島民さんの所にも届いているはずよ?

 その冊子にあたらしいものは全部載っているからコピーして使うのよ






「そんなのねぇ」





とにかくあたらしい申込書を使ってね。





「申込書だけじゃなくて、事件が終わったときの報告書も変わったってことですよね。

 だったら、その冊子送って下さいよ」





そんなのねぇ





「ええ?

 だって、そちらが出せっていう書類でしょ?

 なんで送ってくれないんですか?」





本来は、うちの業務じゃないのよ。 

 委託を受けているだけなのよ






「いみわかんなーい」





とにかく、あたらしい申込書に署名をもらってくるのよ。

 あと島民さんは、政府との契約もしていないみたいだから、

 契約書にもサインして送ってね






「ええ?

 政府と契約しないと、いままでやっていた仕事ができないの?」





そうよ。





「じゃあ、捕まっている人に頼まれて、助けてあげたいと思ってボランティアみたいな仕事をしようと思っても、政府と契約しないとだめなの?」





そうよ。

 
ちゃんと書類送ってね





ボランティアのような仕事を続けるためにも、たくさんの書類を出さなければいけなくなり、島民の負担は増えました



この島民さんは、最近スケジュールが厳しく、わずかな時間も惜しかったので、寒いなか、バイクで捕まっている人のところに行き、署名をもらいました。



あまりにもストレスがかかったので、今は小魚を食べながら仕事をしています。





きっとこんな島民さんはたくさんいるでしょうね。

みんながこの仕事をやめたらどうなるんでしょうね。



我々の業界で起こっている問題。







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2007/12/04(Tue) | 雑談 | トラックバック(0) | コメント(1) | page top↑
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