支部サイトにコラムが掲載
弁護士石井琢磨です。

弁護士会県西支部のウェブサイトに、コラムが掲載されました。


sibu.jpg


人狼に関するコラムです。

なぜ、リンクを貼らずに、画像を貼っているのかというと・・・


コラムの個別URLがないから。


なに、それ。

どうやって、宣伝するの!?

アクセス解析とかどうすんのよ。



支部のサイトを作るという予算案が出たときも賛成せず、作成にも関わっていないので、私の責任ではありません。
コラムが気になる人は、適当に検索して探してみてください。



ちなみに、この支部のサイトは、各事務所サイトへのリンクも禁止されているルールだそうです。

コラムの記事内に、私のツイッターアカウントを載せてみたら、
委員会でも議論され、
副支部長からツイッターアカウントを削除して欲しいとの要請があり、
最後には、元支部長から郵便で削除依頼が届くという事態になりました。


ウェブって、色々とリンクしあってネットワークを作っていくのが本質だと思うのですが、どうしてもそれを断ち切りたいらしい。

だからこそ、個別URLとか設定してないのでしょう。


もともと、事務所サイトへのリンクを認めない趣旨は、
「立派なホームページを持っている裕福な法律事務所とそうでない事務所との間で不公平が生じる」
という点のようですが、無料で登録できるツイッターアカウントもダメとのことでした。

この趣旨自体、何時代の論理だよ、とツッコミを入れたくなり、
もう「ツイッター消された。県西支部死ね」とか今さら感満載のタイトルでブログを書きかけましたが、ふと冷静になって気づきました。


このネットワーク社会で、リンクを断つサイトって、何時代だよ。


江戸時代だ。


鎖国ですね、これ。


外国と国民との接触を避け、文化を維持する。
県西支部は、鎖国政策を採っていたのです。


しばらく支部の集まりに行っていないと、このような鎖国政策が採られていることにも気づかず、もうジョン万次郎の気分ですよ。

政策を理解せず、関係者の時間を奪ってしまって、申し訳なく思っております。

鎖国政策については批判もありますが、肯定的な意見もありますね。


学校の授業で、「鎖国」によって日本人の海外発展の道は閉ざされ、産業や文化の近代化が遅れた、と教えられた人は多いと思う。しかし、はたして本当にそうなのだろうか。

もし別の選択をしたら、江戸時代がはたして二百数十年続いたかどうか分からない。
(『学校では習わない江戸時代』(山本 博文著)178頁より)



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ひょっとして、日本全国の弁護士会がAIとかウイルスとかにやられて壊滅状態になったときでも、県西支部だけは生き残っているかもしれません。

私の狭い意見を前提に、安易に「死ね」とかブログに書かなくて良かったです。

やっぱり、感情的になりそうなときは、行動まで少し待ってみることが大事です。


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2016/07/08(Fri) | 弁護士日記 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
TSUTAYA図書館・海老名の効果
弁護士石井琢磨です。

話題のTSUTAYA図書館・海老名に行ってきました。
https://ebina.city-library.jp/library/

商工会議所の近くなので、会議所内でやっている海老名の法律相談センターに行ったついでに寄ろうと思っていたら、年度内に予定がなかった(相談センターは、希望出しても、さっぱり担当になりませんねー)ので、海老名市役所の相談後に行ってみました。

駅からすると、図書館と市役所は全く逆方面なので、ついでって感じじゃなかったのですが、気にるので見て来ました。

ネット上では、「選書が悪い」とか「置き場所が悪い」とか叩かれていますが、空間は良かったですよ。
開放感があるつくりで、木の匂いがして、公共施設っぽくない照明。

何となく楽しくなる空間なのですね。
代官山の蔦谷書店に近い空気です。

海老名図書館



1階にスタバと書店が入っていて、館内の検索機には、「借りる」か「買う」という選択肢が出てきます。

1階のビジネス書コーナーを見ると、図書館の本の、すぐ近くの棚に、書店のコーナー。
新刊と並べると、図書館の蔵書は古びて見えます。


今までの図書館好きな人からは、本が探しにくくなって不便になったのかもしれません。
1階では、物販もされていて、売り物なのか蔵書なのか、乱雑な感覚になります。

でも、ここで調べ物したりすると、アイデアがどんどん出てきそう。
明らかに右脳が刺激されます。

そういう空間なので、今まで来なかった人が新しく来る図書館になりそうです。

たぶん、この施設は、
今まで本を手に取らなかった人 → 本を手に取る
この間にあるハードルを下げる効果があると思います。

さらに、すぐそくに売り物の本が並列されている仕組みによって
本を借りる → 本を買う
というハードルも下げていると思います。

つまり、本を買う人を増やしそう。

きっと出版業界にプラスに働くでしょう。


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2015/10/24(Sat) | 弁護士日記 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
横浜弁護士会のサイトにコラムがアップされました
弁護士石井琢磨です。

横浜弁護士会のサイトに、コラムがアップされました。
http://www.yokoben.or.jp/profile/column/2015/02/post-69.html

先月、出版したタイミングだったので、本の写真を送ってみたら、そのまま載せてもらえました。

まあ、兜を被ってる弁護士の写真も載ってますしね、何でも載せてくれるんですね。


800字程度での原稿という指定がされたので、適当に書いてから文字数をチェックしたら、
ピッタリ800字で、爽快感を味わいました(その後、多少は修正しているので、最終稿の文字数は違うと思います)。

きっと、本を出して、文字数の感覚が無意識に身についたのだ。

そう思って、リクナビネクストジャーナルの原稿を2000字くらいで書いたつもりが、チェックしてみたら4000字だったりして、身についた力は、すぐに薄れるものだと実感しています。

みなさまも日々の鍛錬を怠らないよう気をつけてください・・・

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2015/02/22(Sun) | 弁護士日記 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
弁護士の流動性が高まっている
弁護士石井琢磨です。

先日、弁護士会支部の新入会員歓迎会に出席しました。

神奈川県西部に新しく入った弁護士は5名だそう。

久しぶりに支部の集まりに出席して感じたことは、

弁護士の流動性が高まっている

ということです。



ある事務所にいた弁護士が独立したり、他事務所に移籍したりすることが増えた、と感じました。

私が弁護士になって間もない時期には、独立はともかく、支部の事務所間で移籍というケースは滅多にありませんでした。
ある弁護士の移籍があったとき、支部の弁護士から「移籍なんてすごいですよね、聞いたことないです」と感想を聞きました。

私は、弁護士の数が増加傾向にあったことや、当時、ヨーロッパのサッカー観戦を趣味にしていたことから、
「サッカーと同じで、移籍なんて珍しくなくなる、今後はトレード、事務所間の合併も増えるんじゃないか」と発言していました。

トレードはまだありませんが、他の支部では合併のようなこともありました。弁護士の事務所間での移籍は増えています。

供給量が増えれば、流動性は上がります。


これは弁護士を利用する皆さんにとっては何を意味するのでしょうか?


事件の相談をしていた弁護士が、その事務所からいなくなる、他地域に移る可能性が高くなったということです。

その弁護士に引き続き相談をする場合、他の地域まで相談に行かなければならなくなるかもしれませんし、そもそも他の弁護士に相談をするしかなくなることもあります。

弁護士の数が増える、という問題に、「質が下がる」とか「食えない」とかいう弁護士側だけの反論が目立ち、
市民側からは、「そんな贅沢言ってるんじゃねえ」という意見が目立っていると思います。

もちろん、弁護士が増えれば、最初の段階でのアクセス可能性は高まるメリットはあります。しかし、同じ弁護士にアクセスし続けたい、という継続性という点では、デメリットになります。


相談している事件が裁判になったりすると、年レベルで時間がかかります。
相談している弁護士が裁判の最後まで担当するのかどうか、これは誰にもわかりません。
移籍してしまう可能性もあるのです。

もし、解決までに時間がかかる事件を同じ弁護士に担当してもらい続けたいのであれば、頼む段階で、弁護士が変わらない確率を上げないといけないのです。

支部の集まりなどで、「なぜその場所で弁護士活動をしているのか」という質問をしても、面白い答えが返ってくることは少ないです。
私も含めて。

「なんとなく」とか「誘われたから」とか「支部の方が稼げそうだから」などとつまらない理由が多い。
もちろんマーケティングは重要でしょうが、それが前提だと、前提が崩れたとき、その弁護士は他地域に移ります。

なんとなく神奈川で働き始めた場合、なんとなく沖縄に移動するということがあり得ます。
稼げなくなったので、もっと地方に行く、のようなことがあり得ます。


相談を受けたとき、「先生、厚木高校なんですよね?」と聞かれることが結構ありました。

相談者側は本能的に、弁護士がその地域からいなくなるリスクを量っていたのかな、なんて思いました。


まあ、出身地から人が動かないという訳でもないのですけどね。
厚木で生まれ育ち、厚木高校に通っていた私の先輩は、「来週からニュージーランドに移住するんだ」と言って、突然去っていきました。
相模川法律事務所も突如「ワイカト川法律事務所」として移転するかもしれません。



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2013/03/05(Tue) | 弁護士日記 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
首都圏弁護士会支部サミットin小田原における広報活動
弁護士の石井です。久しぶりすぎですね。

11月20日の首都圏弁護士会支部サミットin小田原が終わって、やっとこのブログに触れる時間ができました。



この弁護士会支部のイベントで、初めて広報活動なるものを体験したので、その備忘録。と、次回のサミット広報の方に参考になれば、という内容です。



今回のサミットのテーマは「支部の裁判員裁判」

かたい!



これを市民に広報せよ、というのが私に課せられたミッション。

こんなテーマにした時点で、市民は無視、広報の対象は司法業界人のみかと思ったら、ちゃんと市民にも広報するようにという指示でした。

と言っても、テーマがテーマなので、上の方々もやる気なく「20人くればいいんじゃない?」くらいの意気込み。



やるからには色々と検証してみようと思って、本業に支障がない範囲で、積極的に広報してみました。

市民がたくさん来てくれると、このイベントの影響力が大きくなりますからね。



当日は、一部のプログラムで立ち見が出るほどでしたので、一応、人は集まったと言えます。

ただし、広報の効果としては、最悪の結果は免れたけど、予想した最高の結果まではほど遠い、中の下くらいの効果だと感じました。





広報によって、人に来てもらうには

メリットを提示することが必要

このメリットの程度は、関係性によって変わる


というのが私の考えです。



人はメリットがないと動かない。では、どんなメリットがあれば動くのか、というと、それは相手とどういう関係かによって変わるのです。



例えば、全くの他人に動いてもらうには、大きなメリットを提示することが必要なのに対して、家族や友達だと「あの人が喜ぶなら」なんて理由で動いてくれることがあります。

深い関係だと、相手が喜ぶ、程度のメリットでも動いてくれるのです。



ということで、今回の広報活動のテーマは、メリットの提示と、関係性をつくることの2点



今回の広報で使えた手段は

・FMおだわらでの告知

・小田原市の自治会回覧板、掲示板→後援をもらったことで可能に。

・小田原市内一部の新聞への折り込みチラシ

・ブログ、ツイッターなどのウェブツール



ブログは、もともと「FMおだわら」で告知できるという話だったので、その受け皿として公式ブログを準備しました。

http://shibu3310.blog129.fc2.com/



ここで、このイベントにより、市民が得られるメリットって何だろう?と考えました。



支部の裁判員裁判ですからねぇ。裁判員候補者にはメリットを与えられるかもしれないですが、あまりに数が少ないですし、接触可能性も低い。

と考えていたところ、イベントの中で、弁護士による「裁判員裁判劇」をやることを発見。市民への広報はほぼ、この劇に絞っておこないました。

プログラムの中で、唯一、多くの市民に受けいれてもらえそうなものがこれでした。

メリットは、この劇の面白さ、劇で学べる知識、劇の題材となった事件における有罪か無罪かの結論。



人が一番動いてくれそうなメリットは、結論部分だろうと考えました。気になるストーリーのラストを知ることができるというのがメリット。

そうすると、ある程度、事前に事件内容を知らせて、結論部分だけを隠すような感じで宣伝していくのが有効ではないかと考えました。

そのための方法として、裁判員劇で裁かれる被告人の立場でブログを書くという手法を思いつきました。

http://101120.blog129.fc2.com/



さらに、サミットと市民との関係性をつくるツールとして、ツイッターを利用して、被告人をはじめ、何人かの登場人物にツイートさせていきました。

http://twitter.com/kanagawa1120



いろんな制約があったり、実力が及ばなかったりして、ツイッターの爆発力は発揮できなかったのですが、ある程度の効果が見込めたので、急遽、ツイッターの公式アカウントを作ったり、マスコットにツイートさせたりもしてみました。

http://twitter.com/summitoda

http://twitter.com/kinjiroooo

これはもっと早く始めるべきでした。これらを始めたことで、宣伝に協力してくれる地元の方が出てきました。



実は、ウェブを使った広報の中で、メリットと関係性の裏テーマとして考えていたのが「応援される」こと。



公式ブログを書いていた「イシイ」は当初、とてもダメな広報、徐々にまともなことを言う奴というスタンスでした。

被告人のブログでも、彼は、非常にダメな奴だけど、少しずつ成長していくというスタンスでした。

ダメな人が、だんだんできるようになっていく過程は応援したくなるだろうと考えての設定です。

この設定はサミット直前まで続いて、公式ブログで取り上げた裁判員役を演じる弁護士がダメな所から成長していく、嫌がりながら衣装を着るかもというエントリーなども、そういう趣旨で書いたものです。



「応援される」という裏テーマがあったため、市民の方がツイートしてくれたり、ブログで紹介してくれたり、店舗にチラシを置いてくれる、そういう応援が一番うれしかったです。



ブログやツイッターのほかに、ウェブツールとしては、はてなブックマーク、fecebook、mixi、YouTube、Yahoo!知恵袋、ユーストリームなどを告知媒体として使ったほか、カナコロでの告知、地元情報サイトでの告知、弁護士会サイトでの告知などをおこないました。いま考えれば、これらの媒体は告知で使うだけでなく、関係性をつくるという視点で使ってみたら良かったです。





ここからは課題。



ウェブ上では、結構コンテンツを作ったりしたのですが、なかなかアクセス数は伸びず、ラジオで告知したりチラシを折り込んだ際にも反応はイマイチでした。

それぞれの媒体を見て来場してくれた人はそれなりにいるのですが、各媒体をうまくつなげなかった点が悔やまれます。



たぶん、チラシやポスターを製作するタイミングで、この点に気づいていたら、もっと多くの人にメリットを伝えられたと思います。



この点を解決できれば、次のサミットでは小田原サミット以上の市民が動いてくれると思います。





また、今回のサミットで、事前のメディア掲載は

地域雑誌のほか

当日20日のタウンニュース

14日神奈川新聞

19日毎日新聞

20日朝日新聞

毎日新聞と朝日新聞は地方版ですが大きく取り上げられました。



また、事後的にはNHKでも報道されました。

記者会見は(真面目なことを話せる弁護士が)2回行いました。



これらの報道がされたのは、間違いなく支部の裁判員裁判に関する独自アンケートがあったから。

記者の方の注目は、「日本で初めて」「独自のアンケート調査結果」に100パーセント向いていました。

劇だけだったら、全く報道されなかったでしょう。



市民の反応ポイントとメディアの反応ポイントは全く違います



という点に気をつければ、次のサミットも大丈夫だと思います。



次回の広報担当の方、がんばってくださいね。







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2010/11/22(Mon) | 弁護士日記 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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